【教育学でポン!?】2022年8月20日

根津美術館で開催中の「よめないけど、いいね!根津美術館の書の名品」を観てきました。ついでに青山を経由して六本木まで散歩。写真は、かねがね不思議な場所だなと思っている地下鉄乃木坂駅の上の歩道。青山方向から来た自動車がトンネルに入って乃木坂の方に抜けていくのに対し、歩行者は右手に国立新美術館を見ながら六本木へ。写真は乃木坂から西に向いて青山方面を写していて、左に見える建物が日本学術会議。
【本日の歩数】10630歩■原宿→表参道→青山→六本木。

働き方改革

■学校支援スタッフ、大幅増へ 教員負担減、授業に注力―文科省(時事通信)
このお金で正規教員を増やす方がいい気がしますが、財務省が首を縦に振らないのでしょう。

■文化庁、吹奏楽部に特化した支援へ…「地域移行」円滑に推進(讀賣新聞オンライン)
文化部と運動部を区別する合理的な理由はないでしょう。パソコン部や園芸部や手芸部も地域移行したほうがいいかもしれません。

ICT

■小中の英語で先行導入へ デジタル教科書、紙と併用(共同通信)
■デジタル教科書、小中「英語」で先行導入へ…24年度から紙と併用(讀賣新聞オンライン)
確かにデジタル教科書といちばん相性がいいのは英語かもしれませんが、それは単に「マルテメディア」というだけであって、ICTに本来期待される威力とは別のものです。

夏休みの宿題

■夏休みの自由研究、県庁職員がお手伝い 子どもも職員も学びある機会に(京都新聞)
■自由研究お助けします 図書館で司書がサポート(AGARA紀伊民報)
■夏休みの自由研究2022は高度化と多彩化におじさん驚愕、動画制作にポケモン図鑑も(DIAMOND online)
学校の教員や保護者以外のおとなが子どもの教育に関わる機会として、夏休みの宿題の存在意義はあるかもしれません。

不登校

■グレーゾーン?ギフテッド?「不登校」が頭によぎったら知っておきたい“選択肢”と伝えたい“大切な言葉”(文春オンライン)
学校という制度そのものが機能不全を起こしている疑いが強いのですが、今すぐには抜本的な改革ができないので、まずは選択肢を増やしていくしかありません。

学校間接続

■試験がもたらすのは「英語力向上」か「英語嫌い」か(Yahoo!JAPANニュース)
試験のための勉強で身につけた知識や技術は、剥がれ落ちるのも早いです。

学校

■“学内成績が低迷する生徒=深海魚”個人の努力だけでなく学校の働きかけも重要に 教育経済学者「周りの子と比較せず“過去の自分”から伸びたかを」(ABEMA TIMES)
受験のための勉強に浸かっているとこうなりそうです。

■県立高校再編巡り厳しい声相次ぐ【愛媛】(テレビ愛媛)
いま歴史を断ち切るか、どうしようもなくなって断ち切られるか、どちらかです。未来へ向けての話をしましょう。従来の学校の形にこだわる限り、必ず滅びます。

■エアコン未設置の県立高校、九州残り3県 公費負担進むが…遅れ際立つ県「十分な国の交付金ない」(南日本新聞)
こういうところから私立に差をつけられている印象です。

教育全般(国内)

■安倍氏死去で半旗掲揚「政治的行為でない」 市教育長、教育基本法への抵触否定(河北新報)
教育学的に言えば、子どもの成長とまったく関係ないので、少なくとも教育的行為ではありません。教育的な判断ではなく政治的な過程で決定した行為という意味では、政治的行為で間違いありません。