【教育学でポン!?】2022年6月17日

実習巡回指導で栃木県喜連川まで行くとなれば、真面目に仕事を終えた後に、喜連川城にも寄る。喜連川藩は室町幕府鎌倉公方の流れを汲む名門足利家が支配し、実質5000石足らずなのに大名格扱いの上、参勤交代が免除されるなど、日本全国の藩の中でも特別な位置を占める藩でした。喜連川城は関東らしい土の城で、巨大な空堀や広大な曲輪の跡を明瞭に観察できます。本丸跡には街を一望できるスカイタワーが建っていますが、東日本大震災の影響で傾いてしまった上、大雨の影響で改修も進まず、進入禁止。廃墟と化しつつあって、どうなるのか。城の天辺は見晴らしも良く、麓には日帰り温泉施設もあって、良いところです。
【本日の歩数】14219歩■喜連川陣屋と城にアタック。

働き方改革

■中学校の部活動に変化 『部活指導員』導入で教員の負担削減(FBSニュース)
■部活動の地域移行へ“指導者バンク”新設 モデル校から「ワークライフバランス充実」「専門的指導で技術向上」の声 鹿児島・薩摩川内(南日本新聞)
学校に任せていてはうまくいかないので、地方自治体が仲介役になる他、民間企業が参入して事業展開するケースも増えてくるでしょう。

校則

■黒染め指導、「適法」確定 最高裁、元生徒側の上告退ける(共同通信)
■黒染め校則「適法」確定 元生徒側上告退ける―最高裁(時事通信)
■「髪の黒染め指導で不登校に…」府立高の元生徒の上告棄却『指導に違法性はなし』確定(MBSNEWS)
あくまでも教育のシロウトが下した単なる法的判断に過ぎず、教育学的には別の判断になります。

ジェンダー

■50年超の歴史ある「女子大」来年から”男女共学化”に…在校生ら”前向きな声”の一方で戸惑いも「男子がいるとビジュアル良くしないと」(MBSNEWS)
共学にするのは、教育的な理由ではなく、経営的な理由。

学校

■統合する岡山県北2つの小学校の児童が交流会「寂しいけど新たなスタートに」【岡山・美作市】(RSK山陽放送)
全国各地で続々と統廃合が進みます。

教育全般(国内)

■こども家庭庁の設立準備室が発足 23年創設向け300人体制(共同通信)
■こども家庭庁設立準備室を新設 来年4月の庁発足に向けて(TBS NEWS DIG)
準備が9割。

■東京書籍が現職教員にアドバイザー報酬 文科省指導「疑義生じる」(毎日新聞)
■教科書最大手の東京書籍、現職教員らに「アドバイザー」報酬支払い…文科省が行政指導(讀賣新聞オンライン)
■東京書籍、現職教員に報酬 調査委「手続き不適切」(時事通信)
明治時代から連綿と続く教科書疑獄。あの手この手で近づいてきます。

■学校給食、道内では無償化・助成広がる 食材高騰対策に子育て支援・人口維持の狙いも(テレビ北海道)
有効な税金の使い道です。

■PTA全国団体から脱会検討 都内公立小の組織(共同通信)
京都市P連の脱会は否決されましたが、こちらはどうなるか。

教育全般(海外)

■そもそも「学習塾」が存在しない…教育大国・北欧フィンランドが「学校の勉強」だけで成り立っているワケ 「貧富によって受けられる教育に格差があってはならない」(PRESIDENT Online)
隣の芝生は青く見えやすいものですが、教員がプロフェッショナルとして社会的に尊敬されているのは羨ましい限りです。