【教育学でポン!?】2022年4月3日

日本の教育近代化のスタート地点「学制発布」から今日でちょうど150周年となりましたが、どこか盛り上がっているところはあるでしょうか。100周年の時は国家的事業がいくつかあったように記憶していますが。
【本日の歩数】6217歩■三鷹に用事。

働き方改革

■「今までどおりがラク」が阻む「校務の効率化」進めるコツ 働き方改革は急務だが、一つひとつ着実に(education×ICT)
勤務校では、この2年で一気にIT化が進行し、業務が効率化したように思います。とにかく紙の量がむちゃくちゃ減っていて、環境に良いことは間違いないのではないでしょうか。私自身のコピー代・印刷代は、一昨年と比較すると99%減です。

ICT

■ITの天才、小・中・高校生から育成する「未踏ジュニア」の凄み 日本は才能を「発掘し育てる」プログラムがない(education×ICT)
自分がいま18歳だったら、こっちのほうに行っていた可能性が高いかも。おもしろそう。

■陸上養殖で地元を過疎から救え!高校生の探究、事業化の現実味 大津緑洋高校の生徒「アクアポニックス」普及へ(education×ICT)
こういう社会と切り結ぶ取り組みを積極的に行なっていると、勉強することの意味も見出しやすそうです。

ジェンダー

■「LGBTQ」配慮で変わる制服事情 女子パンツ定着、男子生徒のスカートは?制服メーカーに聞く(よろず~)
制服メーカーが気を遣っている様子がよく分かりました。

学校

■「校内でモノが巡る」 制服、ランドセル…卒業生が寄付した学校用品を再利用へ(南日本新聞)
ほとんど使わずに新品同様のものもたくさんありそうです。

教育全般(国内)

■「学制」発布150年(4月3日)(福島民報)
学制と言いつつ、大半は近世教育の話でした。

■4月から「18歳成人」、約140年ぶりの変化にピンとこない学校の盲点 18歳ターゲットの悪質詐欺が横行するおそれも(education×ICT)
どちらかというと、いきなり18歳になって自由が増えるのが問題なのではなく、これまで「子どもの権利」を無視し続け、自由をまったく与えてこなかったことの方が問題だったと把握するべきところでしょう。

■「18歳成人」契機、需要高まる金融教育 出前授業や児童対応の充実図る 宮城の銀行など(河北新報)
資本主義の仕組みや労働の本質的な意味は後回しにして、消費者マインドを強化しようという意気込みですよ。

教育全般(海外)

■「日本は子ども同士のコミュニケーションを重視する」 フランスから帰国した筆者が感じた日仏の学校教育の違い(AERA dot.)
どんな力を育成するかについては、国それぞれ、学校それぞれでいろいろあっていいわけで、フランスにも見習うべきところもあれば、たいがいなところもあります。