【教育学でポン!?】2022年2月1日

積んである本もたくさん残っているのに、また本を買ってしまった。
【本日の歩数】8237歩■自宅と学校を往復。

学校

■教員不足、ハローワークに求人も…授業できない事態に現場悲鳴「毎日電話で頭下げてる」(讀賣新聞オンライン)
その一方で教育産業が栄えておりますが、民間企業を儲けさせたい人々が抜け目なく仕事をした結果、こういうふうに公教育が破綻に向かっているのでしょう。

■高校で必修となる「金融教育」 55.9%が授業は「外部の講師」が担当したほうがよい(日本トレンドリサーチ)
「家庭科の先生が担当するのが良い」が3.4%という、これが現実。じゃあ「家庭」って何?という。

■9校を3校に統合 吉備中央町の小学校再編計画 住民からは不安の声 岡山(KSB瀬戸内海放送 ※動画あり)
■富山市小中学校再編 審議会が再編案のうち27パターンを妥当とする答申まとめる 市教委が再編計画作成へ(富山テレビ)
■氷見市「地域の拠点」の学校存続にICT教育(KNB 動画あり)
統廃合するかしないか、するとしたら具体的にどうするか、しないとしたらどう少子化に対応するか。悩ましい問題ですが、先送りしてもさらに窮するだけです。

学校間接続

■共通テスト問題流出、試験監督側に課題も 「年々、対応しにくくなっている」(マネーポストWEB)
大学教員が試験官を務めること自体、制度設計が間違っているのでしょう。個人的には、高校卒業認定資格を大学入学のための資料にして、運営は中等教育関係者が責任を負うのがよいと思います。

■進学校の先生の見方④ 大分県立大分上野丘 「3年間の積み重ね、生かせる問題設定を」(EduA)
まあ大学入学共通テストの問題には、学生の学力を測定するという表の目的だけでなく、言外に「高校の授業のやり方を根本から見直しなさい」という文科省のメッセージが込められているわけで。

教育全般(国内)

■都が国に先行、子供の命を守り育むこどもの権利擁護機関(こどもコミッショナー)の重要性 #こども基本法(末冨芳)
先行する自治体の事例も積み上がってきているので、国家レベルで実現したいですね。

■民法、子への「懲戒権」削除へ 体罰禁止を明記、改正要綱案(共同通信)
■しつけ口実に虐待、「懲戒権」削除へ 民法見直し案「子の人格尊重」(朝日新聞DIGITAL)
遅きに失した感はありますが、子どもの権利条約の精神の実現にむけて、一歩前進というところでしょうか。

■入試前、中学2年が差し出した問題冊子 「本物?」数学教師は驚いた(朝日新聞DIGITAL)
「問題を作成する」のは、教科の本質を踏まえた確かな力量がないとできないことです。私も、大学の定期テストで、「教員採用試験のような問題を作成せよ」という問題を出すことがあります。学生の力量が如実に現れます。

教育全般(海外)

■「小学校の卒業率を100%に」カンボジアの農村部を支援 市長に活動報告 静岡・三島市(静岡テレビ ※動画あり)
頭が下がります。