【教育学でポン!?】2021年12月22日

SOMPO美術館で開催中の展覧会「川瀬巴水―旅と郷愁の風景」を見てきました。以前から川瀬巴水の版画を見ると新海誠の絵を思い浮かべてしまうのですが、新海誠が新版画のセンスを現代風に引き継いでいるということでいいのでしょうか。
【本日の歩数】11609歩■新宿駅を一周。

学校

■教員の精神疾患による休職・病休は依然として多く、20代30代で増加:背景になにがある?(妹尾昌俊)
人を増やすだけで覿面に効果があるのは誰にでも容易に分かるのに、エビデンスがないと言ってやろうとしない財務省。公教育を滅ぼして、民間教育産業を儲けさせたいのでしょう。
▼令和2年度公立学校教職員の人事行政状況調査について(文部科学省)

■小学校教科担任制、950人増員へ 政府、22年度予算に計上(毎日新聞)
何かとケチをつけて教育投資を拒む財務省。ふつうに基礎定数を増やせばいいじゃない。

■公立小中学校の「できる子、できない子」格差も解消する? AIが実現する「個別最適」な学び(ALL About)
基本的な事項を確認するエントリー記事ですが、定期的に人の目に触れることに意味があります。

■県内私立学校の審議会・小学校と通信制高校の2校が来春設置へ 長野(SBC信越放送 ※動画あり)
一条校なのか各種学校なのかで展開はまったく違ってくるのですが、記事だけではよく分かりません。

学校間接続

■国立大入試「情報」必須に=25年から、国大協方針(時事通信)
「情報」のテストを紙で行なうのは、なかなかシュール。

教育全般(国内)

■幼保一元化、実現せず 縦割り打破に不安 こども家庭庁(時事通信)
幼保一元化はもはやそこまで大きな論点ではなく、むしろ「家庭」が闖入したことによって意味不明な勢力に介入する余地ができたのが不安要素。

教育全般(海外)

■北京で始まった「学校教師によるオンライン補習授業」という“国家実験”(マネーポストWEB)
教育を完全に市場に委ねるのも問題ですが、完全に国家がコントロールするのも同様に問題です。「公教育」とは市場と国家の間にあるものです。北京のやりかたには大きな不安を覚えます。

■インド工科大学、世界的IT企業が欲しがる人材輩出の秘密(AFP)
なるほど、苛酷な環境だから有能な人材が育つ理論。それ、水をやらない果物が甘くなるのと同じ理屈ですが、本当?