【教育学でポン!?】2021年9月1日

全国学力学習状況調査の結果を受けて各マスコミがニュースを配信しましたが、教育学的観点からは、唖然とする酷いものばかりでした。全国平均と自県の結果を比べても、何も意味がないどころか、有害ですよ。
【本日の歩数】6621歩■自宅と学校を往復。

ICT

■約半数がコツコツタイプだった! 小学生の夏休み宿題事情(OVO)
アンケートの結果かと思って記事を開いたら、テクノロジーを駆使した話でした。これは驚きました。これ、大人にも使えるぞ!
▼しゅくだいやる気ペン(KOKUYO)

■公立小中学校の「学習用端末」の普及率は? 持ち帰れる? OSは何が優勢? 文科省が実態調査の結果(速報値)を公表(ITMedia PC USER_)
やっと全体像が見える数字が出て来ました。持ち帰りを許さない自治体が25%もあるというのは、暗澹たる結果です。

COVID-19

■「小中学生の自殺が過去最悪ペース」コロナ禍だからこそ親が絶対に見逃してはいけないサイン 「朝起きられない」は要注意(PRESIDENT Online)
本来、子供は自殺なんて考えもしないんです。今の日本(あるいは世界)が異常な状態にあることが分かる数字になっています。

教育全般(国内)

■「21歳で大学1年生になった理由を話せなかった」祖母の介護を担った、ある女子高生の5年間 「でも家族だから」と言われたけれど(PRESIDENT Online)
伝統的な共同体が解体して、あらゆることが家族の中に閉じ込められたことが、根本的な背景にあります。共同体の回復が見込めないのなら、行政が肩代わりするしか選択肢はありません。

■「早期教育の幻想ってありますよね」名門校の先生たちを取材して見えてきた“子どもの特性を伸ばすために親がすべきたった1つのこと”(文春オンライン)
■灘・麻布・女子学院…名門校教師からの子育てアドバイス「失敗しない子育ては必ず失敗する」(現代ビジネス)
実は今注目されている教育学者ガート・ビースタの「中断の教育学」にも通じる話です。大人が計画するとおりに子供は育ちません。大人の計画を「中断」せざるを得ないタイミングこそが、子供が成長する絶好の機会なのです。

■黒板に漢字をすらすらと書き、生徒の声を聞き分ける… 両目の視力を失い、それでも猛特訓の末に教壇に復帰した異色の国語教師(ABEMA TIMES)
読んで良かったです。教育の専門家として一つ懐が深くなった気がしました。

教育全般(海外)

■中国、「習近平氏の思想」教育導入 小学校から(BB News)
塾を禁止するより先にやめるべき事があるだろうという。

■中国 学習塾閉鎖で学費巡るトラブルも(日テレNEWS24)
まだまだ、混乱はこんなものでは収まらないでしょう。