【教育学でポン!?】2021年8月13日

明日は会議があって学校にでかける予定だったけれども、やっぱりうちでオンラインにしよう。雨だし。
【本日の歩数】3717歩■池袋散歩。

文部科学省

■政府を挙げてのデジタル化、教育データの利活用も歩調を合わせて進めていく――萩生田 光一 文部科学大臣(教育とICT Online)
特に目新しい話題はなく、従来の見解を繰り返しているだけではありますが、初見の方に文科省の考え方が手っ取り早く分かる記事になっています。

ICT

■Zoom、オンライン授業により集中できる「Focus Mode」。生徒同士の映像を非表示化(PC Watch)
多くの教員が欲しかった機能ではないでしょうか。

■東大生や京大生名乗るWebテスト代行、大学が注意喚起…SNSで横行か(弁護士ドットコムニュース)
宿題やレポートの代行で小銭を稼いでいる人たちはそうとう昔からいましたよね、Webテスト以前から。むしろ今のほうが悪事が発覚しやすくなっています。

不登校

■「このままではガンプラがかわいそう」…中3男子が9か月間の不登校を乗り越えられたわけ(yomiDr.)
そうか、ガンプラですか!

体罰

■法律で禁止された「体罰」こんな行為も含まれる 子どもを「怒鳴る・けなす」も言葉の暴力になる(東洋経済ONLINE)
体罰は、子どものためを思って起こるのではなく、大人の側の都合で発生するものです。

学校間接続

■公立中高一貫を目指すなら!時間のある夏休みに家庭で対策を始めよう(Grapps)
というか、「家庭の文化資本」の差によって学校教育では埋めがたい教育格差が生じることを是認し、各家庭の不安を煽って、乗り遅れるなとばかりにチキンレースを推奨する記事に、結果的になっております。良いか悪いかは別として。

■共通テスト科目変更、宮教大方針変えず 戸惑う保護者、高等学校長協会は「経緯検証を」(河北新報)
ただのうっかりミスだけど引くに引けなくなったのか、確固たる理念があって決断したことなのか、たしかに経緯は気になるところです。明らかになるかどうかはともかく。

学校

■初のオンライン授業 明治期の学問学ぶ(愛媛新聞ONLINE)
西予市の開明学校は日本一長い木造廊下の雑巾がけで有名で、何度もテレビで取り上げられていますね。でもまだ行ったことがありません。

■“学校の下駄箱の前に置いてあるすのこ”、あなたの出身地ではどう呼んでいた?【マジで方言じゃないと思ってた言葉】(ねとらぼ)
不勉強ながら、特別な名詞がつけられていることを今知りました。学校にはこういう名前が定かではない「それ、何て呼ぶの?」という謎のアイテムがたくさんありますね。

教育全般(国内)

■「学校は午前中だけで十分だ」教育の専門家がそう力説する納得の理由 1日中先生の話を聞く授業は不要(東洋経済ONLINE)
汐見先生の記事でした。とても美しい未来の教育の姿を描いています。現実的には、資本の論理で食い潰されている領域をこの理念で掬いだせるかどうかが大きな問題になります。

■障害の有無に関わらない、インクルーシブな遊び場の普及目指す市民グループ(ほ、とせなNEWS)
ユニバーサルデザインは、障害者にとって嬉しいだけでなく、全ての人にとってインスピレーションの源泉になるんですよね。その意味が具体的に分かる記事でした。

■教師の長時間労働の陰にはメディアの利権も――『学校弁護士』著者、神内聡さんインタビュー【後編】(BookBang)
細かいことを言うと、1989年に学習指導要領が改定されるまで、高校にも「クラブ活動」というものがあって、部活動とは別に必修でした(ちなみに1989年当時高校生だった私は部活動とは別に将棋クラブに入っていた)。それに類するものを復活させようという趣旨と理解してよいか。