【教育学でポン!?】2021年3月1日

日本全国多くの高校で卒業式が行なわれました。例年通りというわけにはいきませんが、知恵を出して様々な工夫を凝らしていましたね。ご卒業おめでとうございます。

文部科学省

■萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年2月26日)
大学は対面授業をするようにと釘を刺されました。

オンライン授業・ICT

■課題山積みでスタートしたGIGAスクール構想、学校現場は今どうなっているのか?(こどもとIT)
■GIGAスクール端末、ちゃんと使えてる? ICT環境整備と保守サポートを現場が赤裸々に語る(こどもとIT)
■今から考えておくべき、GIGAスクール構想を成功させるポイントとは(こどもとIT)
これは良い記事ですね。教育現場とICTの仕組みをしっかり理解している人が、問題点を具体的に炙り出しています。しかし、こういう大切な指摘が既になされているにもかかわらず、耳を貸そうとしない人たちによって、予想された問題が予定通り発生するのでしょう。

■関西大学、対面授業再開後に実施した学生アンケート調査の結果を発表(EdTechZine)
やっぱり大人数講義はオンデマンドでいいですよ。コロナが収まった後でも。

■NEC、自社教育クラウドのGIGAスクール向け機能強化と小中学校5000校の導入実績を発表(こどもとIT)
Googleとマイクロソフトの間にどれだけ割り込めるか、という感じでしょうか。

■「ICT教育の負担」知事と現場で認識に差が? 公教育に「教育格差是正」は期待できるのか(education×ICT)
知事を対象としたアンケートということで、教育現場の実情が分かるわけではないのですが、ぼんやりとした「認識」というものはある程度うかがうことができそうです。

COVID19

■コロナ禍”激動の学生生活 大学最後の1年を振り返る(広島ニュースTSS ※映像があります)
たいへんでしたね。まずはおつかれさまでした。

教育全般(国内)

■正解も、競争もない教室づくり。学びを楽しくする「自由進度学習」とは?(先生の学校)
まあ基本的なコンセプトは100年くらい前に「ドルトン・プラン」として成城小学校が導入していた取組みとほぼ一緒ですが、自分の経験を踏まえて地に足をつけて実践できているところが尊いのです。

■私もヤングケアラー? きょうだいの世話、気づかれにくい負担(毎日新聞)
つい100年ほど前は、子どもが子どもを育てる「子守」が普通でした。子守がいなくなったということは、この100年ほどの間に「子どもが子どもらしくいられる」ことが理想であり、可能になったということです。それができなくなってきているとすれば、日本は100年前に戻りつつあるということでしょうか。

■「ひらがなの読み書き」「数の概念」「時計の読み方」…小学校入学までに子どもが“やっておいてよかった”こと(まいどなニュース)
どれもこれも無理にやる必要は全くありません。早期教育を頑張っても、すぐに追いつかれます。無駄です。保護者の不安を煽りに煽ってお金を儲けようとする教育産業に騙されず、かけがえのない時間を楽しく過ごすことが大事でしょう。

■成田市大栄地区で6小中学校の閉校記念式典 校旗返納と別れの挨拶(チバテレ)
香取神宮と成田山新勝寺の間の地域ですか。小中一体型というコンセプトが普及することで、一気に学校の統廃合が進んだ感がありますね。

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