【教育学でポン!?】2021年2月28日

次年度のシラバスを書き終わりました。2月は終わるのが早いですね。春がすぐ来る感じがして、悪くはありません。

オンライン授業・ICT

■小中学生にパソコン「1人1台」は何をもたらすか 学習内容をAIが「カスタマイズ」するメリット(東洋経済ONLINE)
いわゆる「指導と評価の一体化」と「個別最適化」の話で、既にさんざん言われている内容ですが、こういう記事にまだ需要があるということですね。

■荏田小4年 プログラミングに挑戦 ロボットを動かそう〈横浜市都筑区〉(タウンニュース)
総合的な学習の時間に「一般社団法人」が行なう実践のようです。それ自体は教師の負担が減って良いところもあります。教育課程の観点から注意しなければならないのは、それぞれの教師が「総合的な学習の時間と各教科の学びとの繋がり」を理解・表現できなければ威力が半減する、というところです。
▼一般社団法人青少年STEM教育振興会

COVID19

■大学中退「コロナに狂わされた」 20歳男性、学費工面できず(時事通信)
こういう事例を自己責任で片付けたい人たちもいるらしいのですが、そもそも日本は公教育にぜんぜんお金をかけていないという悲しい現実を前提にした上で、個別事例について考える必要がありますよ。

教育全般(国内)

■【なぜ校則では茶髪が禁止なの?】教員は校則について生徒に説明ができるか(BEST T!MES)
まあ文部科学省や教育委員会が教員に下している命令だって、理由なんて説明できませんからね。「考えない教師」を発生させる原因は、そういうところにありますよ。

■学校防災の水準達成45% 人手に課題、自治体アンケート(共同通信)
お金も時間も人手もないんですよ。教育費を削りに削ってきた歴代政権と財務省のせいです。

■「女の子が博士課程に行ってどうするの?」男性が“高下駄”を履く日本社会の現状(ABEMA TIMES)
女子が学問に励むことを応援できる立場(女子大の教員)にいるので、まず個人的にできる仕事をしっかりやっていきたいと思います。

■藤井二冠で注目の「モンテッソーリ教育」現場では何をする? おうちでできることも(AERA dot.)
この断片的な記事だけだとかなり誤解を招きそうですが、まあ入口としてならいいのかな。

■自然と生きる若者集う 大学設立計画も進む飛騨市(岐阜新聞Web)
これから大学を創るなら、目的と使命をそうとう明確にしていく必要がありそうですね。偏差値などにこだわらず、「地域リーダーを創る」というアウトプットがブレなければ、長い目で見ればいい結果に結びつきやすいのではないでしょうか。

■電車の車内広告に寄せ書き 能勢電鉄、卒業生へ粋な演出(朝日新聞DIGITAL)
地元密着だからこそできる、粋な計らいですね。卒業生も嬉しいし、他の乗客もホッコリすると思います。

■学びやに感謝の踊り 前川小で閉校式 宮城・川崎(河北新報)
30年間、おつかれさまでした。

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