【教育学でポン!?】2020年11月22日

研究室の窓から富士山が見えるんですよ。そんなわけで、三連休の中日で絶好の天気だったのに、ずっと仕事をしていました。

教育全般(国内)

■教員の長時間労働・固定化を食い止めろ!~条例による公立学校・一年単位の変形労働時間制導入阻止~(嶋崎量)
■教員に1年変形制導入へ/北海道議会が条例案/「現場無視だ」と教職員組合(機関誌連合通信社)
いま急速に事態が展開していることを推測させる記事です。最悪のストーリーは、このまま教員の労働条件が悪化し続けて教員志望者が激減し、教員を補充するという名目で教員採用要件が規制緩和され、教員免許なしでも教壇に立てるように制度が作り替えられることです。30年前から徐々に進行しつつある「公教育の終わり」が完了しそうな気配すらあります。

■財務省の「少人数学級の効果はない」に対する教員からのブーイング(BEST T!MES)
財務省の本心では、少人数学級を否定するどころか、公教育制度そのものを破壊して、教育にお金をまったく出さない方向に持っていきたいのでしょう。

■調べればわかるのに… 大学教員が戸惑う「学生の検索離れ」の実態(マネーポストWEB)
個人的にはそういう事態に遭遇したことはありません。

■ハーバードで学んだ真実「日本人の読み聞かせでは子どもの思考力は育たない」(PRESIDENT Online)
なるほど、ありそうなストーリーと解釈ですが、だからこそ眉に唾をつけつつ読むのがよい記事でしょうね。

■児童減…学区外からも入学を 三島・坂小の魅力、冊子でPR(静岡新聞SBS)
■小学校統廃合見直しを 三浦市民有志、市に提案書(カナロコ)
「限られたパイの取り合い」になった段階で、もうほとんど見込みがないということは、自覚していいのでしょう。既存の学校や教育に対する思い込みを取り払わないと、抜本的な解決にはなりません。

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