【教育学でポン!?】2020年11月18日

足利學校を見学してきました。現場に行くと頭が良くなったような気がします(気のせい)。写真は、鑁阿寺の銀杏と紅葉。

教育全般(国内)

■先生たちを部活から”解放”するために 外部指導者を活用している中学校を取材した(FNNプライムオンライン)
教職課程では、部活に関する知識や技術を教えることになっていません。教員免許法には、部活に関する単位が設定されていません。教員免許を持っているということは、部活動に関する知識や技術があることとはまったく関係ありません。つまり教師は、部活動に関しては完全にシロウトの状態で採用されているし、日本の法体系は「それで問題ない」としているわけです。文科省の幹部とやらが「学校が抱えてきた歪み」と言っているようですが、歪んでいるのは学校じゃなくて法体系なんじゃないですかね?

■体調を崩すまで時間外勤務を断れなかった若手教員に欠落していたもの(PRESIDENT Online)
酷い記事です。言っていることが支離滅裂です。体調を崩すまで時間外勤務を断れなかった若手教員に欠落していたものは、彼を守ってくれるベテラン教員です。

■学校でのいじめ 早めに認知し未然に防ぐ(日テレNEWS24 ※映像と音声が流れます)
ちゃんとした記事でした。

教育全般(海外)

■フランスに「親のための学校」がある「重要な理由」 子どものケアは親のケアから(現代ビジネス)
大事な視点ですね。大人が抱える困難を「自己責任」に押し込めてしまうことの根本的な問題が垣間見えます。

■韓国、0歳児が特許出願 過熱する受験競争、スペック重視の行き着いた先は……(Newsweek)
だから、競争を導入すれば全体のレベルが上がるという新自由主義の発想は、根本的に幻想なんですよ。

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