【教育学でポン!?】2020年10月10日

厚い掛け布団を押し入れから出しました。

文部科学省

■国立大学法人の戦略的な経営実現に向けて~社会変革を駆動する真の経営体へ~中間とりまとめ(文部科学省)
超意訳:自律的契約関係=国は教育にお金を出すつもりがないから、大学が自分でお金を引っぱってきましょう。でも膨大な書類作成を要して研究時間を圧迫させるような管理体制は続きます。

オンライン授業・ICT

■文科相「オンライン授業だけでは乱暴」 河野氏らにクギ(朝日新聞DIGITAL)
「義務教育段階」の話題であることに言及するべきではないでしょうか。

■教科書のなんちゃってデジタル化を阻止せよ(Impress Watch)
なるほど、「なんちゃってデジタル化」とは、とても良い命名です。積極的にパクっていこうと思います。

教育全般

■「大学院生にも給付型奨学金を」「国は科学を衰退させたいとしか思えない」、若手研究者の切実な声(室橋祐貴)
総合的・俯瞰的に考えれば、政治家が学問を舐めているのは間違いありませんね。

■安倍政権の検証(6)政権中枢の思想と新自由主義に振り回され続けた教育改革(VIDEO NEWS)
要点がコンパクトにまとまっていると思いました。

■菅首相、推薦リスト「見てない」 会員任命で信条考慮せず―学術会議会長と面会も(時事通信)
■学術会議任命拒否に抗議広がる 学者・文化人ら、続々と声明―ネット署名14万件(時事通信)
■「政治が学問の自由を脅かす」英ネイチャー、学術会議にも言及(共同通信)
■学術会議行革を前会長が批判「まず任命拒否の理由を」(共同通信)
■下村氏、学術会議の在り方議論 自民プロジェクトチームで対応(共同通信)
■日本学術会議「関係ない」ツイートが炎上の西田亮介氏 「今回のことで学問の自由が死ぬのであれば、我々はもう死んでいる」(ABEMA TIMES)
■誤解だらけの日本学術会議(榎木英介)
「日本では知識人が軽視される」と言われて久しいですが、これほどとはねえ。

■「科学万能」の今こそ知るべき科学哲学とは何か? 動画で新刊紹介5『科学哲学へのいざない』(JBpress)
「網の目」で喩えた話は、個人的にはすごく腑に落ちます。というか、学生に「学習の方法論」として従来から話していることです。

■スタンフォード大学・オンラインハイスクール 日本人校長が教える感情か? 理性か? ヒュームとカントの哲学バトル(DIAMOND online)
もうちょっと正確に言えば、イギリス経験論と大陸合理論の止揚という話ですね。

■東京大学が発行する大学債の人気が高い理由(久保田博幸)
ですか。

■「教養?ムダ知識?」東大生がやたら博識なワケ なぜ「勉強も漫画も芸術も文学も」詳しいのか(東洋経済ONLINE)
裾野が広くないと山は高くならないということかなあと。

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