税金を払うこと自体は、べつにいいんですよ。私が払った税金で学校にエアコンが設置されたりして子どもたちが幸せになるなら、喜んで払いますよ。ただ、権力者やその友達が私利私欲を満たすために税金をいいように使うのなら、払いたくねえなあ、というだけのことです。だから、税金をどう使ったか、隠さないで、ちゃんと説明して欲しいわけです。消費税を上げる議論もしていいんですが、その前にやることがあるでしょう、ということです。
オンライン授業・ICT
■小中学生PC、配備完了2% 7市町村は来年度以降 文科省(時事通信)
そして、配備した後のアップデートが大問題なんですよ。ハードもソフトも。
■「後戻り」できない大学の授業はどこへ向かうのか?(JBpress)
100人受講するような「大教室講義」は、もうオンラインでいいでしょう。そのぶん、ゼミや実験のような機能をもっと充実させられれば、学生の満足度は上がると思うのです。
■プロ家庭教師が「オンライン授業では2台のカメラが必須」と断言するワケ(PRESIDENT Online)
たしかに、理解しているかどうかを評価する際、手元は見たいですね。
■オンライン授業の内容を大学生がSNSで公開したら違法?(ニュースイッチ)
私の授業もSNS等を通じて簡単に拡散してしまう可能性があって、他人事ではないテーマです。
■クリエイティブなiPadは「教育委員会のお気に入り」になれるか?(GIZMODO)
確かに、自分が子どもの頃にこれがあったら、夢中だっただろうな。
教育全般(国内)
■少人数学級、推進意見相次ぐ 中教審部会で素案議論(時事通信)
■少人数学級の「逆風?」が見落としている、とても大事なこと(前屋毅)
話は、「学力」の定義をすり合わせてからですかね。OECDの言う学力と、日本人が考える学力は、かなり違いますよ。
■勤務時間の過少申告の横行、改ざん指示まで 学校で進む残業の「見えない化」(妹尾昌俊)
労働組合が機能していないのも問題ですかね。
■神戸市教委の大量メールが教員を多忙に 調査官3人、内容分析し事務軽減提案へ(毎日新聞)
問題そのものの中身とは別に、首長局と教育委員会との対立構造も見え隠れして、首長局が教委をコントロール下に置く一里塚ともなり得そうな事案ですが、私の勘ぐりすぎかどうか。
■大学・短大の無償化、4校が認定取り消し…来年度は1060校(讀賣新聞オンライン)
無償化だけに焦点が当たると、高等教育全体の財政政策に対する評価を見誤ります。国公立が少なく、私学に頼る有り様をどう考えるかが、本質です。
■「東大債」発行から考えるこれからの大学のあり方(Forbes JAPAN)
無償化認定を取り消される大学もあれば、学校債を発行する大学もあり。