【教育学でポン!?】2020年5月10日

実家の馴染みの布団屋さんから手作りマスクが届きました。ふとん職人による手作りマスクは、圧巻でした。素材からして圧倒的な感じがいたします。ありがとうございます。

9月始業制度

“9月入学”で萩生田文科相 早期判断の必要性強調(FNN ※映像と音声が流れます)

文科省が「問題解決能力」を発揮できるかどうか、注目しています。

9月入学・始業には賛成?反対?ママたちそれぞれの理由とは(ママスタ)

賛成意見も反対意見も、教育の本質とはほぼ関係がありません。(←だからといって無視していいということではありません)

9月入学は「子ども」「親」「社会」にとってどんな影響がある?(All About)

現場の教師にとってどんな影響があるかは考えてもらえませんでした。(←私がやればいいだけですよ)

オンライン授業

マニュアルなき『オンライン授業』導入は教員現場を混乱させる(BEST T!MES)

インフラは必要です。しかし「マニュアル」は、必ずしも重要ではありません。むしろ、教育委員会が作成する意味不明なマニュアルのせいで新しい取組みが阻害されていることが多いはずです。最前線にいる教員(教育の専門家)の力を、もっと信頼しましょう。

コロナウイルス

教育社会学者の本田由紀・東大教授「来年の入試では『1点刻み』は困難に」(EduA)

なるほど。
来年の受験に関しては、個人的には、AO入試の比率を大幅に上げ、一般入試をほとんど行なわないことで解決すべきものと考えます。高校側が、制度を悪用せず、「本来なら試験に合格できているはずの学力を身につけた学生」をしっかり送り出してくれれば、成立します。誰かがズルをすると、破綻します。まあ、この非常時に限らず、平常時でも同じ理屈になりますが。

教育全般

安河内哲也さん「大学入学共通テストで、受験生の英語学習は大きく変わる」(AERA dot.)

どうでしょうか? 一般的に言えば、入試など教育制度をいじったくらいでは、世の中は変わりません。受験生の英語学習も、大きく変わることはないでしょう。仮に学習の仕方が変わったとすれば、教育制度をいじったせいではなく、世の中が変わったことが根本的な理由です。

親は黙って子供に解き方説明を聞こう、これだけで算数の理解度は上がる(讀賣新聞オンライン)

具体的で、良い記事だと思います。一言でまとめれば、「手段を目的化せず、常に目的を意識する」ということではあります。

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