【教育学でポン!?】2020年5月5日

教育学者の苫野一徳氏が「擬似問題」という言葉で以て、「二者択一」に潜む罠を暴いているわけですが。昨今話題の「9月始業制度」はまさにそれで、「4月か、9月か」という問いの立て方に、すでに罠が潜んでいます。3つ目の答えがあります。「いつでもいい」です。

9月始業制度

「拙速な9月入学」が日本教育を大混乱に陥れるこれだけの理由(現代ビジネス)

やはり反対の理由は「習慣を変えるのが大変」というものであって、教育の本質に触れるものではなさそうです。(だからといって無視していいというわけではありません)

オンライン授業

東大のオンライン授業がツイッターでトレンド入り 「定員オーバー」の大人気となったワケ(AERA dot.)

従来の手法ではできないことが起きているようです。パラダイムシフトです。

ポスト・コロナで目指す学校の姿は、“Face to Face”から“Side by Side”へ(Impress Watch)

セミナーには申し込んだのですが、動画が途中で止まってしまっって残念でした。内容は、とても興味深い実践です。やはり成功のキーワードは「同僚性」ではないかと感じました。“Face to Face”から“Side by Side”、いい言葉ですね。パクろうと思います。

オンライン授業の是非を問う(2)学習塾業界の混乱と挑戦(矢作邦彦)

全体的に目配りの効いた、良い記事だと思います。しかしまあ、オンラインになると「授業が保護者に見られる」という問題は、大学も同じですね。ははは(←笑っている場合ではない)。

少人数がオンライン授業のメリットに 全児童11人の離島(神戸新聞NEXT)

つまり少人数にすれば解決する話なんですよね。

カズレーザー、YouTubeで歴史の授業「勉強嫌いな子に見てもらいたい」(マイナビニュース)

いいですね。どんどんやってください。

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