【教育学でポン!?】2020年4月18日

「三密」という言葉、何の予備知識もなしに初めて聞いたら、おそらく仏教用語だろうと勘違いするところです。

コロナウイルス

コロナで休校中でもPTAクラス役員を決める意味 なぜ「例年通り」に進めてしまうのか(大塚玲子)

なぜと言われれば、記事の指摘どおり「目的」が脇にやられているせいということでファイナルアンサーです。目的と手段が入れ替わっているとき、例年通りという判断が下されます。

厚労省も危惧…長期休校で増加する「虐待の悲劇」を防ぐためにできること(日刊ゲンダイDIGITAL)

家庭による教育の比重が増せば増すほど、虐待のリスクは高まります。もともと古来から、家族は子育ての中心ではありませんでしたから。誰が子育てをしていたかというと、地域全体です。だとすれば、この現代の問題も、地域全体の課題として理解しないと、解決しないでしょう。

オンライン授業

コロナ禍で生まれたアメリカ義務教育の変化~デジタル化が急加速~(時事通信社)

550年ほど前、印刷術の発明が教育のあり方を決定的に変えました。そして、コンピュータは第二の印刷術になる可能性があると、40年ほど前から指摘されてきました。いま、目の前で繰り広げられていることは、そういうことである可能性が高いのでしょう。

大学のオンライン授業 学生の「ギガ不足」など問題が山積み(NEWSポストセブン)

かたや日本では、インフラ整備が遅れており、コンテンツを云々するより前に解決しなければならない形式的問題が山積しています。が、愚痴を言っても仕方がないので、問題は問題として指摘しつつ、目の前の課題は知恵を出し合って乗り越えるしかありません。

教育全般

わが子を「英語ペラペラにする」に潜む重大なリスク(PRESIDENT Online)

これも、「目的と手段」の明確化で理解するべき話です。英語を身につけることは手段であって、目的ではありません。それさえ押さえていれば、いつ始めてもしっかり身につくかと。幼少期に始める意味は、たいしてありません。

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