【教育学でポン!?】2020年3月23日

今となってみればJOKERを掴まされてしまった恐れが半端ない我が日本。ですが、愚痴を言っている場合でもないので、みんなで知恵を出し合いたいものです。

コロナウイルス

原則として全校再開すると萩生田文科相(共同通信)

形の上では一段落です。文科省の意向については承知しました。まずここまでの判断に対する総括をする段階に入りました。(まだ事態は収束していないので予断を許しませんが)

一斉休校で働き方一変…先生たちの本音は?(西日本新聞)

前例のなかった事態と判断に対して、様々な立場から総括が始まっております。現場からの風景です。本文中に「本気で改革を進めるなら教師を増やすしかない」とありますが、いやはや、まさにまさに。

一斉休校、あさのあつこさんの憤り「子どもの一日はかけがえがない」 「自己責任」にした国のずさんさ(withnews)

様々な立場から総括が始まっています。「子どもの学習権を保障する」という観点から見えた風景です。

休校をチャンスに!公立小教師が実践する「革命的オンライン授業」の中身(現代ビジネス)

オンライン授業の具体例として注目したいと思います。

教育全般

中学教員4割が保護者にストレス 仕事は世界最長、OECD調査(共同通信)

文科省の見立てでは、保護者が学校に注文をつけるようになった理由は、保護者の学歴が教師の学歴を上回るようになったことだと見ています。私は文科省とは違った見立てで、教育が「消費」の対象とみなされるようになったせいだと考えております。40年前の臨時教育審議会以降に進められた教育の市場化が根本的な原因です。

プログラミング、特別支援、学校組織改革など、ICTで学びを支え・進める教育者たちの成果が集結(Impress Watch)

ワクワクするような実践報告がいっぱいです。21世紀の教育は、私が体験してきた教育とはまるで違っています。それでいいはずです。
逆に考えると、人文科学の研究スタイルは、旧態依然というか、19世紀からそんなに変わっていません。これでいいのかな、という疑問は、なくはないです。テクノロジーを上手に使う賢いやり方はないものでしょうか。