【教育学でポン!?】2020年3月19日

結局、今年は梅を見に行けずに終わってしまいました。桜はどうしよう。

コロナウイルス

休校中でも『学びを止めるな!』上越教育大学付属中学は、なぜ授業を継続できるのか?(FUNQ)

テクノロジーはどんどん活用しましょう。私も授業中にGoogleFormを使ってアンケートや小テストを行なっています。学生たちが間違えやすいところを即座に把握して修正できるところなど、専門的に言えば「形成的評価」を効果的に行ないやすいことを実感しています。

給食のありがたさが身に沁みる…一斉休校の昼食問題どう乗り越える?(LIMO)

この機会に、給食の役割と機能と歴史について、みんなで学べばいいと思います。

コロナに思い出を奪われて。中止になった「卒業式」を廃校で開いた学生たち(BuzzFeed)

実行力があって、頼もしいですね。

教育全般

「日本人の数学嫌い」が深刻 背景にある「プロセス無視」教育を専門家が問題視(AERA dot.)

御指摘の通り「プロセス無視」も重要な問題ですが、同時に「分からないから嫌いになる」という問題も見逃せないですね。「分かる」と、けっこう好きになりやすいです。

中学受験の“落とし穴” 増加する「間違った勉強法」が子供をダメにする(AERA dot.)

なるほど「アタフタさん」ですか。分かりやすいラベリングかもしれません。ともかく、思考プロセス抜きで答えだけを知りたがる子どもが伸びないのは間違いないところですが、そういうふうにしてしまったのは周りの大人たちです。

子どもたちに理由を説明できない校則は「パワハラ」ではないか(DIAMOND Online)

なるほど、御指摘の通りでしょうね。上の記事との絡みで言うと、大人が思考プロセス抜きで成果だけ求めていると、子どもも当然そうなります。

「人権」と「思いやり」は違う…日本の教育が教えない重要な視点(現代ビジネス)

本質的なところを言えば、厳密な意味での「社会=society」の観念が成立していないところではそもそも「人権」の概念が理解されにくいのです。日本(あるいは日本も含む東アジア)では「共同体=community」の観念が根強いために「思いやり」の水準で理解されてしまうわけです。そして、良いか悪いかは別として、学校はSocietyではなくCommunityの原理で運営されています。上の記事との絡みで言えば、子どもたちに校則の存在理由を説明できないのも、学校がSocietyではないからです。

正解のない現代、プログラミング教育で自分だけの答えが出せる子に(ImpressWatch)

個人的な話で恐縮ですが、私は小学校2年生でパソコン(PC-8001)を買ってもらい、そのおかげで小学生で三角関数と極座標が使えるようになりました。