【教育学でポン!?】2020年3月18日

大学の周りの桜が咲き始めていました。本来なら、今日は勤務校で卒業式が行なわれるはずでした。昨今の事情を鑑みて、卒業式は中止となりました。キャンパス内は閑散としていましたが、袴を纏った卒業生が何人か校門で写真を撮っていました。

コロナウイルス

学校再開の目安、来週早期に示すと文科相(共同通信)

連日対応お疲れ様です。

休校中でも授業は継続、静岡聖光学院が「一気にICTに振り切れた」ワケ(BUSINESS INSIDER)

一つの具体的な事例として記憶にとどめておこうと思います。

自粛ムードで「コロナ疲れ」…学生・大学教員は苦渋の決断<常見陽平>(bizSPA!フレッシュ)

うちは式典だけでなく、卒業証書の授与も中止になりました。いいか悪いかではなく、前例がない中で苦しい「判断」を下した結果として受け容れるしかありません。状況が落ち着いたら、多面的に検証しましょう。

東大が入学式中止(共同通信)

どこも厳しい判断を迫られています。とにかく判断材料が少なすぎて、優先順位の付け方が分かりません。何をやっても結果論でしか話ができません。

教育全般

高校にも「ミッション」「ポリシー」導入へ(ベネッセ教育情報サイト)

先に導入が課せられた大学では、上を下への大騒ぎでした。いや、現在進行形で混乱中です。高校でも導入ですか。どうなるでんでしょうね?(←人ごとではない)

「数学五輪」予選合格者で唯一の小学生 本人が語る“3歳で素因数分解”(デイリー新潮)

教育の秘訣は、むりやり教え込むのではなく、発達段階や個性に即した環境を整えることだということが分かりますね。

教えなくても人が勝手に成長する「寺子屋システム」(DIAMOND online)

論点は散漫ではありますが、実体験に裏打ちされた、なかなか興味深い記事でした。

英語教育

日本が30年間も「英語教育政策」で右往左往している根本原因(PRESIDENT Online)

個人的には、文法とかそういう次元ではなく、日本語と欧州語では「言語」そのものに対する姿勢や考え方が根本から違っているのが理由だろうという気がしているところですが、実証はできません。

留学経験ナシ日本育ちの英語教師が「世界トップティーチャー」になった理由(現代ビジネス)

上の記事とも関係がありますが。学級経営で、失敗を温かく見守れる雰囲気を作れるかどうかが鍵になってきそうです。クラスメイトが失敗を囃し立てる環境は、最悪です。