【教育学でポン!?】2020年2月28日

下校する小学生たちが大量の荷物を抱えていました。翌日から長期休暇に入るときの風景です。

コロナウイルス

「あまりに急だ」「何をさせる?」 共働き家庭戸惑い 全小中高校臨時休校(時事通信)
文部科学省、部活動も自粛要請(時事通信)

行政命令ではなくて責任を伴わない「要請」に過ぎないので、不合理だと思えば応じなくてもいいわけですが、現場の判断は難しいです。情報量が少なすぎて、結果論でしかものが言えない領域なので。

休校しない判断もあり得ると文科省(共同通信)

法律上、改めて言うまでもなく、当然のことです。

「今はまだ諦める時期じゃない」「一斉休校は議論していない」 新型コロナ専門家会議の委員が協力を呼びかけること(BuzzFeed)

うーん、なるほど、専門家に聞かずに官邸サイドだけで決断したということでしょうか。教育も、あまり専門家の意見を聞いてくれませんね。

【全国一斉休校、4つの問題・懸念】感染防止の実効性に疑問、社会的弱者にとって過酷(妹尾昌俊)

教育学的には、4つ目の問題・懸念が極めて重要です。

【全国休校】通知表など、たいした話ではない。教師、保護者、政府にはもっと向き合うべきことがある。(妹尾昌俊)

おっしゃる通りです。というか、ちゃんと教育学を学んだ人は、同じような見解に落ち着くだろうと思います。

新型コロナウイルス 全国一斉休校の是非 学校教育の立場から考える(内田良)

ということで、教育の専門家が、前の専門家と同じような見解に落ち着いております。「卒業式の練習なんかやめてしまおう」という年来の主張が補助線に加わっているくらいですかね。

教育全般

筆算の線、定規で引かないとダメ? 算数指導の謎ルール 広めた人は(朝日新聞DIGITAL)

はいはい、TOSSでしたね。「目的」と「手段」を取り違える愚かさを具体的に考えるときには、好例かもしれません。

鈴木おさむ「子どもたち一人ひとりには、それぞれのスピードがある。それでよい」(AERA dot.)

ですよね。