【教育学でポン!?】2020年2月20日

2月末に参加する予定だった研究会が、コロナウイルスのために急遽中止となりました。いま難しい判断を迫られている方も多いのではないかと推測します。

教育全般

小学校英語教育論ブックガイド(寺沢拓敬)

これは(少なくとも私にとっては)役に立つ記事ですね。参考にして、勉強したいと思います。

知事と教育委員高校再編を論議 松山で県総合会議(愛媛新聞)

地教行法改正によって始まった「総合教育会議」について、こうなるのではないかという事前予測はいろいろありましたが、そろそろ現実のデータを元に検証する時期に入ってきています。

「部活が忙しくて勉強ができない」に潜む根本的な間違い(PRESIDENT Online)

文化部の話が、一切出てきませんでしたね。

有名私立小の校内に学童保育も…共働き世帯の“小学校受験”は不利ではなくなりつつある(FNN PRIME)

まあ、小学校受験そのものはガラパゴス東京のみに見られる特殊な現象に過ぎず、「人間力を育むこと」とは本質的に何の関係もないことは承知しておいた方がいいでしょうね。

入試改革で有識者会議設置へ 受験生の「主体性」評価で 文科省(時事通信)

主体性は確かにとても大事です。しかし、教育学の世界では、「主体性は教育を中断したところから立ちあがる」と考えている学者もいるんですね。果たして主体性を他人が育てたり測れたりするものかどうか、教育の本質を踏まえて検討していただきたいものです。

「ハマ弁」給食位置付けに肯定的 保護者や有識者 横浜市(カナロコ)

「給食」は、教育学的にも極めて重要なテーマです。横浜での議論は、具体的事例として注目しています。

米軍の教育でもAIが活躍 「アダプティブ・ラーニング」の可能性(ITmediaNEWS)

2月末の研究会では、本当はこういう話を専門家から聞く予定だったんですが、中止になって残念です。
で、テクノロジーはどんどん使っていけばよいと思います。ただし、「何のために使うのか」という本質的な「目的」について考えるのは、教育学の役割です。