【教育学でポン!?】2020年1月27日

今日で2019年度の授業が全て終了しました。ばんざーい! しかし地獄の採点が待っているのだった。学生諸君にとってはテスト自体が憂鬱でしょうが、教員にとっては採点がいろいろな意味で大変な作業なのでありました……。がんばろっと。

教育全般

文理の厚い壁を越えて融合を達成する道を探る―東京大学大学院総合文化研究科教授 信原幸弘氏(Science Portal)

100年前にディルタイが言っていたようなことですね。私としても、切実な課題であることは間違いないように思います。

入り口偏差値低いけど出口が高い「お得な中高一貫校」はアリ? 教育のプロの答えは…(AERA dot.)

タイトルは下品でしたが、記事の内容そのものは悪くないと思いました。

教員も学生もあきらめムード…日本の大学は「“大卒”資格を得るためだけ」?(Abema TIMES)

良い記事だと思います。大学に関する話を定期的に行なって、様々な立場の人が多様な意見を言うことに、大きな意味があるだろうと思います。

中学受験で「うまくいく親子」と「そうでない親子」の明確な違い(現代ビジネス)

個人的には、子どもの個性を尊重できるかどうかが最大のポイントだと思います。

教員「ブラック職場」改革進まず 保護者対応や授業準備…新たな負担も(京都新聞)

人と金を増やさないとどうにもならないって、みんな気づいているわけで…。公金を教育に使わないのは、民間に利益誘導したいだけなんじゃないかって勘ぐってしまいますね。

子どもの貧困と教育格差 その原因は(日テレNEWS24)

NPOの取組みは地道に増えてきています。しかし本来は世の中全体がケアしなければいけないもののはずでした。「公共性」というものが根本から失われつつあるということを実感するわけです。しかしさしあたっては、目の前の困っている子どもに手をさしのべないわけにはいきません…

学校外の学習費、小学校は世帯によって3倍以上の差!(ベネッセ教育情報サイト)

この記事でも「社会総ぐるみで子どもの学びを支える必要」と言っておりますが。しかし自己責任と競争が蔓延する新自由主義では、誰も他人のことなんか構いはしないわけで。新自由主義に染まったヤフコメのコメントたちが、時代の象徴のような気がしてしまいますね。

「まさか7歳から殺されそうになるなんて」児童館で首をバットで殴られた元職員の訴え(弁護士ドットコム)

いろいろな意味で、もう子どもを子ども扱いしないという流れができつつある感じでしょうかね。専門的には、これもいわゆる「近代の終わり」の中に位置付けるべきかどうかが問題となるところ。

なぜ学校関係の書類は「紙」なの?「デジタルにして!」と本気で思う3つのもの(LIMO)

個人的にはどんどんデジタル化を進めた方がいいと思うんですけど、いろんな理屈をつけて反対する人、やたら多いですよね。粘土板からパピルスに変わる時も、何かと理屈をつけて粘土板に執着した人はいるはずで。