■新松戸キャンパス 1/11
目次
これからの教育の形
大学入試が変わる
・センター試験の廃止→単に知識を再現するテストから、思考力・判断力・表現力を試す「大学入学共通テスト」へ。記述式を導入、英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)。
・理数系導入の動き。
・AO入試の拡大→各大学が30%導入を目指す。
・アドミッションポリシーの明確化。→どのような人材を育てるか(ディプロマ・ポリシー)から逆算して、どのような人材を受け入れるかを決める。
ちなみに流通経済大学のアドミッションポリシーは・・
ゆえに、入学者の受け入れに於いても、将来社会や産業界の期待と要請に応え得るであろう、必ずしも一様ではない能力や適性を見出し、それを本学の教育環境で育むことを目的として、選抜を行っています。一般入試や、大学入試センター試験利用入試における学力検査による入学者選抜に加えて、推薦入試やAO入試では、知・徳・体の人間的な総合力に優れた学生を選抜しています。また、グローバル時代に活躍が期待される留学生も、広く海外から受け入れています。本学では、入学者の選抜と受け入れに際しては、志願者の能力や適性を可能な限り多方面から見出し、何よりも公平かつ厳正な方法で選考に当たり、学生を受け入れることを旨としています。それによって、これからも夢と好奇心と志を持った学生に開かれた大学であり続けたいと思います。
大学教育が変わる
・リカレント教育の拡大。
・アクティブ・ラーニングの導入。
・内部質保証+ディプロマポリシーの明確化。←全ての大学が同じような人材を育てるのではなく、個性的な人材を社会に送り出すことを目指す。
ちなみに流通経済大学(経済学部経済学科)のディプロマポリシーは・・
(1)経済学の理論と現実の経済をバランスよく学習し、それに基づいて課題に対応していく知識や能力、態度
(2)自分で考え、周囲の人とコミュニケーションを図りながら、問題を解決していく知識や能力、態度
(3)豊かな教養と社会の規範を身につけ、健全で充実した社会活動を行う知識や能力、態度
中等教育が変わる
・公立中高一貫校の拡大(1998年の学校教育法改正)。
・「理数探求」の導入(2017年の学習指導要領改訂)。
・文系/理系の区別の廃止に向けた動き。STEAM教育(Science,Technology,Engineering,Art,Mathematics)の導入。
・「国際バカロレア」への動き。
初等教育が変わる
・小中一貫校の拡大←高学年での教科担任制。633制から444制への動き。
・プログラミング教育、ITCの導入。
・英語教育。インクルーシブ教育の拡大。
幼児教育が変わる
・幼稚園=文部科学省/保育園=厚生労働省の分断から認定こども園(内閣府)へ。
・「ソフトスキル」や「非認知能力」の重要性。
・幼児教育無償化(2019年10月~)。
学校が変わる
・コミュニティスクール(学校運営協議会制度)の努力義務化。
・チーム学校。学校外の専門家の活用。
・マネジメントの観点から校長のリーダーシップ強化。
・社会に開かれた学校。地域創生への期待。
・カリキュラムマネジメント。学校の裁量の拡大。
・オンライン教育の充実。
学歴観が変わる、か?
・いい大学へ入れば勝ち組(=給料が高い)になれる時代は、いつまで続くのか?
・今の学校はいつまでも存在し続けるのか?