【池袋散歩20180322】あるいは人口密度の低いサンシャイン

今日も今日とて健康維持のために散歩へ。サンシャイン60まで徒歩20分強なので、サンシャインの中を3周ほどしてきました。

GPSで見ると同じところを回っているように見えるけれど、実際には1階→2階→3階→屋上と立体的に移動しています。

ところで思うのは、人々はサンシャインシティのポテンシャルを活かし切れていないのではないかということです。ナンジャタウンや水族館やプラネタリウムはもちろん素晴らしいアトラクションスポットではありますが、このあたりには金をかけずに良い雰囲気を作れるスポットがたくさんあります。

たとえばサンシャインシティの4階は屋上庭園となっており、季節の花々を楽しむことができます。

が、あまりに人口密度が低いのでした。昼間なのにこんな感じで人がいません。スペイン階段の向こうに見えるアニメイトの周辺はオトメたちですさまじい人口密度になっているのですが、こちらは閑散としております。

単に人がいないからお勧めなのではなく、散歩ルートとしてもなかなか優れています。カップルで行くのも良いと思います。ロマンチックな上に人がいない場所というのは、かなり貴重です。

サンシャインシティ4階の南側角は、様々な樹木を楽しめる、ちょっとした迷路庭園となっています。

見上げると、サンシャイン60ビルが屹立しております。

Googleマップで上空から見るとこんな感じ。庭園の迷路がどうなっているか丸わかりですね。

今の季節の庭園では乙女椿が盛りとなっています。

なかなかゴージャスな花ですね。見に来る人が少ないのは、本当に勿体ないなあ。まあ、この空間は17:00で閉鎖されてしまうので、日が暮れてから月を見たりするのに使えないのが残念ですけれども。

そんなわけで、サンシャインシティの屋上はどこもかしこも閑散としております。上の写真は北側のスペース。

これは意図的に設計された空間だと思うのだけれど、誰もいません。災害時に集合場所になったりするのかな? 使い道がよく分かりません。フットサル場にでもすれば良さそうなスペースに見えますが。
まあ、同人誌即売会が開催されている日は、こういうところで協同購入グループが戦利品を広げて交換していたりするので、週末に行くのは微妙かもしれませんが。

上の写真は南側スペース。下を覗くと、首都高速5号東池袋インターチェンジが見えます。ここの出入口には近未来感が漂っていて、外国人は喜ぶかもしれません。タルコフスキーとか。

サンシャインシティ北側の階段を降りると、東池袋中央公園の裏に出ます。休日はコスプレイヤーたちで2.5次元空間となる東池袋中央公園ですが、普段は閑散としております。東池袋中央公園の裏からサンシャインシティに入るルートを押さえておくと、通っぽくなりますね。

巣鴨プリズン跡地の碑に手を合わせて、サンシャインシティと東池袋中央公園を後にするのでした。