教育学Ⅱ(新松戸)-7

■新松戸キャンパス 11/10(金)

前回のおさらい

・教育勅語の構造=3パートに分かれている。
・Aパートの内容=日本創世神話。

日本のナショナリズム(つづき)

教育勅語体制

・「忠」と「孝」。中国の道徳との違いを強調。
・「国体の精華」。団結力の強調。
・第二段落の徳目の全体構成。
・教育勅語を中心とした教育体制の構築。修身、国語、歴史、地理との関係。
・教育勅語は本当に日本の伝統に合致していたのか?

ナショナリズムの力と問題

・身分制秩序を破壊して、国民を平等に向かわせる力。
・異質な集団を一つにまとめる力。戦争の強さ。
・一方で、異質なものを排除しながら「純粋」さを追求していく傾向。
・排除したものを「敵」として固定し、憎しみを増幅させる作用。
・巨大な力と、コントロールの難しさ。

 

復習

・教育勅語の働きについて押さえておこう。

予習

・教育基本法体制の仕組みについて押さえよう。