教育概論Ⅰ(保育)-1

東京家政大学 短大保育科 4/13

半年間の予定

・本講義は幼稚園教諭および保育士の資格に関わる授業であり、特に「教育」の原理・哲学・思想・歴史に関わる領域を扱う。
・中でも「教育基本法」の精神を理解することに重点を置く。
・「教育基本法」を本質的に理解するために、教育の思想と歴史を学ぶことが必要となる。

今回の内容

「学校」って何?

・「幼稚園」とは、学校教育法第1条に定められた「学校」の一種である。
・「幼稚園」と「保育園」の違い。
・「文部科学省」と「厚生労働省」の管轄。
・「教育委員会」と国家資格。

「教育」って何?

・「保育」と「教育」。
・「育」とは何か。
・「保」とは何か。
・「教」とは何か。

「教育基本法」って何?

・「教育基本法」には、日本の教育が目指す根本的な理念が示されている。日本の教育が目指しているものは何か。
・特に「教育基本法第11条」は、「幼児期教育」に関する根本規定である。
・「幼稚園」は、教育行政の全体的な体系の中に位置付いている。

復習

・「教育基本法」を熟読吟味しよう。
・「幼稚園」と「保育園」の違いについて、事実を確認しておこう。
・「学校」や「教育」の定義について、整理しておこう。

予習

・自分が「子供」なのか「大人」なのか、考えておくこと。
・どうしてそう考えたのか、判断の根拠や理由についてもまとめておくことが望ましい。