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【東京都北区】もみじ寺(滝野川城跡)は、やっぱり紅葉が綺麗

 東京家政大学から徒歩10分くらいの所に、愛称が「もみじ寺」という金剛寺があるので、授業の合間に散歩に行ってきました。

 さすが、もみじ寺の名前に恥じない本堂の構えです。

 本堂の脇にも立派な楓が色づいていました。

 石灯籠の側にはバーミリオンの楓。

 門の脇にはガランスの楓。境内はそんなに広大というわけではありませんが、さすが「もみじ寺」と呼ばれるだけあって、コンパクトに色とりどりの紅葉を楽しめます。

 実はこのあたり、江戸時代から紅葉の名所として知られていました。歌川広重が「江戸名所之内 王子滝の川紅葉風景」として描いております。

 さらにここは、かつて「滝野川城」があった所のようです。豊島氏と共に太田道灌を相手にした滝野川氏の本拠地でした。遺構は完全に失われていて面影はありませんが、周りの地形を総合的に考えると、舌状台地の先っぽで、石神井川が天然の堀になって、城の場所として適していたような感じはします。

 お寺の前の通りは、まだ紅葉60%といったところ。

 お寺の前の橋は、「もみじばし」。紅葉橋交差点や、もみじ小学校が近くにあります。

 少し足を伸ばして飛鳥山公園へ。桜の名所として江戸時代から有名ですが、紅葉もなかなか良いです。

 飛鳥山も、紅葉全開までもう一息という感じですね。そんなわけで、王子で昼ご飯を食べて、3限の授業に臨むのでした。
(2017年11/22訪問)

【東京都台東区】泪橋は、あしたのジョーのふるさと。立て、立つんだ、像!

 東京都台東区、泪橋付近の「いろは会商店街」が「あしたのジョーのふるさと」です。

 商店街に入ると、ジョーの巨大タペストリーが出迎えてくれます。かっこいい。

 商店街は、泪橋交差点から少し歩いた所にあります。マンガに出てくる、あの泪橋です。が、残念ながら現在は「泪橋」そのものは存在せず、もちろん橋の下に丹下拳闘クラブはありません。

 商店街はこんな感じ。かつて高度経済成長期には、オリンピック会場や新幹線や首都高速を作る日雇労働の人々で賑わっていました。山谷ドヤ街の面影は、今も少し残っています。そういえば、「巨人の星」の星一徹は「日本一の日雇い人夫」でしたね。現在、「人夫」は差別用語として、漢字変換もできませんし、地上波放送では修正音が入りますけれども。

 商店街入り口の横断幕。俺はこの街に帰ってきたぜ!

 しかし葉子お嬢さんは少し残念なことになっていました。

 落書きするなよなー。

 力石は健在。

 カルロスやメンドーサなど、ライバル勢揃い。

 そして、目玉はジョー像。かっこいい。「立て!立つんだ像!」と叫ぶのがお約束。

 後ろから見てもかっこいい。

 まあ、でも、正面から見たらこうなるよね。

 場所は下の地図通り。泪橋まではJR南千住駅から歩いてすぐで、そこから商店街を抜けるとジョー像があります。
(2013年5/16訪問)

【東京都本駒込】六義園の秋晴れ

久しぶりにスカッと晴れたので、六義園に散歩に行きました。

今年の夏は、雨ばっかりで変な天気でしたね。青空が見えるとさわやかな気分になります。

春は枝垂れ桜で有名ですが、晴れた夏の日も気持ちよいところです。お抹茶もいただいてきました。

六義園の入り口の目の前には、絵本で有名なフレーベル館があります。例のキャラクターの銅像もあるよ。
(2017年9/3訪問)

【東京都北区】たわしの日

「たわしの日」というイベントに遊びに行ってきました。
家の近所に「亀の子束子」の本社があって、昨日と今日が「たわしの日」。初めて行ってみましたが、昔懐かしいチンドン屋さんも出ていて、想像以上にたくさんの人が集まっていました。

まずはタワシを売っている専門ショップ「亀の子束子西尾商店」に入ると、タワシのシャンデリアが目に飛び込んできますよ。ゴージャス・たわし。

店内には、各種用途に応じた様々なタワシが売っています。タワシたちにこんな可能性があったのかと、タワシに対する概念が変わります。我々はタワシの潜在能力を10%も引き出していないかもしれません。

それから、専門ショップの建物自体が、とてもいい雰囲気です。こんな感じの、大正モダンな洋風建築。亀の子たわしは今年で創業110周年とのことですが、この建物も110年前からあるのかな?(だとしたら明治40年になるけれど)

ショップの入り口も、とてもオシャレに飾られています。タワシで作った亀が、とてもかわいいです。

まつり会場では、たわし釣り・たわし剣玉・たわしお神籤・たわし作り体験・たわしで野菜洗い体験など、様々なアトラクションが展開されておりました。子供たちがおおはしゃぎ。

安定の顔出しパネルも置いてありました。

着物の女性の顔ハメはともかく、亀の顔になるのは、すごいなあ。

たわしオブジェも飾られていました。なかなか見応えがあります。まずはトレードマークの、かめ。

そして、たわしゾウ。

全身がタワシで構成されているとは思えない、素晴らしい完成度です。

タワシ釣りで、タワシを一つゲットできて、大満足。大賑わいの会場を後にしました。亀の子束子、来年は111周年記念です。亀の子束子のWEBサイトも、なかなかカッコいいですね。
(2017年7/2訪問)

東京都品川区・大田区 如来寺と本門寺

 大井の養命院如来寺と池上の本門寺に行ってきました(2017年3/28訪問)。

 養命院如来寺はJR西大井駅から徒歩10分程度。こじんまりとした敷地を有効活用している様と、こまごまと微笑ましい布袋さま等の石像群と、亀やフクロウなどおもしろい形のベンチにはホッコリさせられますが、木造五智如来像は圧巻です。

 3メートルの如来像が5尊ならぶ光景は、なかなかの壮観。様々なお寺を見てきましたが、これは他にないユニークな空間のような気がします。

 池上本門寺は都営浅草線西馬込から徒歩15分くらい。浅草線の車両基地を眺めながら長い歩道橋を渡るコースがお奨めです。4年前までは散歩コースでしたが、引っ越してからは久しぶりの訪問です。
 本門寺には日蓮聖人入滅にまつわる物を中心に普通に見どころがたくさんありますが、個人的にはアントニオ猪木をモデルにして作られたという仁王像がお気に入りです。大半の観光客が気づかない所にひっそりと立っているのがもったいないので、もっと大々的に宣伝してもいいんじゃないかと思うなあ。

 プロレス関連では、もちろん力道山のお墓が有名です。こちらは案内版がたくさん立っていて、たくさんの人が訪れます。
 力道山の銅像の台座に寄付者?の名前が刻まれているのですが、三澤光晴の名前を見ると、少しホロリとしますね。
 今日見たら北野武の名前も刻んであったけど、たしか4年前に来たときにはなかったはず。梶原一騎とか天龍源一郎の名前には見覚えがあるので、そのとき北野武の名前がなかったのは間違いない。4年の間になにがあったのかな?

 満開のしだれ桜も青空に映え、風がないせいで花粉も少なく、なかなか楽しい散歩日和でした。本門寺の展望台から富士山が見えなかったのが残念だったくらいかな。