「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2024年3月18日

卒業式でした。卒業生のみなさんには、社会での活躍を期待しております。
【本日の歩数】6503歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■部活の指導者確保へ人材バンク 公立中学、地域移行で千葉県教委 資格や教員免許が不要、県立高の外部指導者募集にも活用(千葉日報)
各自治体でマッチングのシステム整備が進んでいます。資格が必要ないとなると怪しいやつも申し込んでくるので、見極めて弾き出す仕組みが必要ですよ。

ICT

■「ChatGPTの授業活用」で生徒の学びはこう変わる!教師が意識すべき3つの問い 英作文と総合探究の事例に見る「生成AIの利点」(education×ICT)
具体的な実践事例も紹介されていて、導入効果が分かりやすい、良い記事でした。

■「NEXT GIGA」について文部科学省の学習基盤審議官が講演(教育とICT Online)
次第に次の政策の形が見えつつあります。学習指導要領の改訂にも反映されるかどうか注目していきましょう。

■FigmaがAI機能搭載を発表、教育分野におけるFigJamの利用は3.5万人に増加(こどもとIT)
Jamboardが廃止になるので、私も導入を検討しているところです。

不登校

■不登校の子どもたちを支援 新たな居場所づくりで市と学習塾が協定 山梨・笛吹市(UTYテレビ山梨)
民間教育産業も既存のお客さんだけ相手にしていると滅びるので、ニーズが見込める様々な領域に手を広げていく必要がありますよ。

学校

■新潟の県立高校 14年後には全て“2学級以下”に!? 将来に向け有識者が議論「手厚い教育を」(NST新潟総合テレビ)
既存の学校の形にこだわっていると、もう二進も三進もいかないでしょう。土台から発想を転換する必要に迫られているんですよ。

幼児教育

■76年ぶり保育士「配置基準」見直しへ 財政的手当は十分?“働き方改革”で保育士の確保に取り組む園も取材(Live News days)
配置基準の見直しそのものは歓迎すべきではありつつ、まだまだまったく理想に追い付いていないのです。

教育全般(国内)

■「子ども大学くまもと」命の大切さ学ぶ…赤ちゃんポストから育った宮津航一さん「可能性広げて」(讀賣新聞オンライン)
今後の展開にも期待しております。

【教育学でポン!?】2024年3月17日

読書がはかどりました。
【本日の歩数】5063歩■長距離移動。

ICT

■後藤田知事も激怒、高校生に配備のタブレット「3年もたず半数超が故障」の異常 後手に回る教育委員会、中国メーカーからは返答なし(47NEWS)
まあ、入札金額の数字しか見ないとこういう事態に陥るわけですが、同じようなことは全国で起こっていますよ。規制緩和のせいで怪しい業者が応札しますから。

インクルーシブ教育

■「青春に文科省も厚労省も関係ないのに……」車椅子での高校生活から見えてきた学校での介助をめぐる問題(Yahoo!ニュースオリジナルTHE PAGE)
障碍者に限らないパターナリズム一般の問題としても考えていいでしょう。

学校間接続

■東大合格は“親ガチャ”のおかげ?合格者たちは「努力の賜物」と口を揃えるけれど(日刊SPA!)
ですね。

学校

■給食に生徒が「ふりかけ持参」で賛否 「弁当と給食は別物」猛反発した市議が語った問題の本質(AERA dot.)
表面的で扇動的な記事も散見される中、実態についてよくわかる記事でした。

■最後の校歌…南房総市・白浜中55年の歴史に幕 千葉県最南端の学びやに別れ 13キロ離れた千倉中と統合(千葉日報)
■柵原3校の歴史に幕 柵原学園開校に伴い「合同閉校式」 “新しい未来への礎”に/岡山・美咲町(津山朝日新聞)
おつかれさまでした。どんどん学校が減っていきます。

幼児教育

■堺市の認定こども園で保育士の大半が退職希望 運営法人が市に報告(朝日新聞DIGITAL)
現場を軽視する勘違いの理事がいると大変です。

■保育士がみる現実的な人数は? 25人に基準改善しても「不十分」(毎日新聞)
マネジメントの見本のような話でした。実態は現場に行かないとわかりませんが、保育士が戻ってきているということは良い職場と推測していいのでしょう。

教育全般(国内)

■子どもたちはどう生きるか。「AI時代に絶対に必要な体験」とは?哲学者と教育専門家の真面目でおもしろい話。(暮らしニスタ)
なるほど、いい話でした。ルソー『エミール』も言及されていました。

■「日本の教育はガラパゴス」と日本を出て行くのは、なんと小学生の子どもたちだった…!低年齢化する「グローバル教育」最新事情(現代ビジネス)
■シンガポール駐在の日本人が「子どもの教育」について考えていること…小学生から始まる「海外進学」と日本でも高まる「グローバル教育」最新事情(現代ビジネス)
資本の論理によって「国境」というものの意味がなくなってきています。

【教育学でポン!?】2024年3月16日

読書がはかどりました。
【本日の歩数】3850歩■公園を散歩。

働き方改革

■「部活動の顧問は負担」9割が回答した教員に光明!? “学校と専門の指導者”をマッチング…生徒も先生も手応え感じた新たな取り組みに注目 北海道札幌市(北海道文化放送)
子ども・先生・競技者の三方ヨシになるのが理想的です。

ICT

■Google スライドで「ふせん機能」を実現する協働学習ツール 提供終了予定のGoogle Jamboardにかわるもの(こどもとIT)
Jamboard終了はなかなか痛くて、これはそれに代わるありがたいツールですが、まあ、有料ですよね。

■外国籍の子どもが全国で13万人超 「児童の1割が外国籍」の小学校で『ロボットでの学習支援』を実験 日本語が話せない子の教育に「難しさ感じる」と教師(関西テレビ)
テクノロジーで解決できることはテクノロジーで解決して、土台となるところについては人間が知恵を出し合っていきましょう。

学校間接続

■名門男子校の算数は易しく、名門女子校の算数は難しくなった…中学受験の入試問題に起きている”異変”(PRESIDENT Online)
中学受験関連の記事の中では、タイトルの煽りを除いては、まともな内容でした。

学校

■日本「PISA2022」3分野すべてで世界トップレベルの真因、読解力は2位に急上昇 国立教育政策研究所・大野彰子氏に聞いた(eduation×ICT)
こういう数字に一喜一憂している限り、日本は浮上しないでしょう。もう50年以上前から日本は教育成果でトップを走っているのに、なぜか学校を卒業して大人になるとちっとも成果を出せないところが本質的な問題なのですよ。そしてその問題は、いくら教育をいじっても、改善しないのです。教育で世界トップレベルであっても、何の意味もないということです。

■「卒業対策費」のナゾ……「勝手に決められた」異論も2万5000円の使い道は? 卒業文集やめる学校も【#みんなのギモン】(日テレNEWS)
まあいろいろ問題があるにしても、まず土台として「集団の合意形成能力が拙い」としか。

■【独自】熊本市「小規模特認校」に3校追加検討 25年度 市全域から7校が就学可能に(熊本日日新聞)
起死回生の策となるには、学校の個性を明らかにして魅力をアピールする努力が必要です。

■校則も制服もなし、赤髪金髪OKで髪型自由…京大に強い「東大寺学園」が縛りつける教育をしない理由(AERA dot.)
まあ、旧制中学の教養主義的伝統を引き継ぐような、進学校によくある方針ではあります。

教育全般(国内)

■「子ども大学くまもと」開校 宮津航一さん「将来に夢と希望を」(RKK熊本放送)
すごい行動力です。成果を期待しましょう。

【教育学でポン!?】2024年3月15日

読書がはかどりました。
【本日の歩数】326歩■ひきこもり。

働き方改革

■教員確保へ山口県教委が教員採用試験の実施要項を1か月半前倒して発表・新たな特別選考も(KRY山口放送)
いつもの勘違いがまた見られるのですが、「魅力ある仕事」であることは十分に伝わっていますので、それ以外の致命的な問題があることをしっかり認識した方がいいと思います。

■中学野球部が存続の危機 「地域移行」で再生なるか〈三浦市〉(タウンニュース)
記事を見る限りでは、他の自治体と比べて、かなり動きが遅い印象です。

ジェンダー

■浦和高も共学に? 公立高校「共学化」勧告の埼玉で議論百出(毎日新聞)
まあ、いろいろな意見は合っていいのですが、「多様性」という言葉の使い方が間違っていることには早く気づいた方がいいでしょう。

不登校

■不登校が過去最多、自治体「フリースクール利用者支援」東京都は月2万円助成 学校至上主義から脱皮し、学ぶ権利を保障(education×ICT)
事情について知らないと全体像が見えにくい記事のように思いました。この記事で言う「意図的不登校」を「学校至上主義」との絡みでどう理解するのか、原則的にも実態的にもなかなか難しいですよ。

学校

■奈良教育大附属小の教育実践を「出向人事」で潰そうとする大学側に、7444筆の署名が突きつけられた(Yahoo!JAPANニュース)
少しずつ情報が出てきましたが、問題の根はかなり深いようです。

■子どもたちの持つ令和の価値観に取り残されないために。今知っておきたい小学校教育の現在地(Yahoo!JAPAN SDGs)
タイトル通りSDGsの現在地についても理解できますが、実はそれ以上に「総合的な学習の時間」の意義についてよく分かる記事でした。

■和歌山市が夜間中学を設置 来年4月から市立和歌山高校内に(NHK和歌山NEWS WEB)
なるほど、すでに定時制高校としての実績がある学校に夜間中学の機能を付け加えるのは現実的かもしれません。

■創業者の “やってみなはれ” 精神で 特別支援学校の卒業生が母校で講演「楽しく仕事をしています」 後輩たちにエール(RCC中国放送)
頼もしい先輩で、良いロールモデルになりそうですね。

幼児教育

■保育園「落選狙い」の申請を防げ 厚労省 育休給付金延長の審査を厳格化へ(フジテレビ社会部)
どんな制度にも変な使い方をする人がいるもので、迷惑千万です。

教育全般(国内)

■「家計的にすごく助かる」寄附された制服の販売会 価格は市販価格の1割ほど 山梨・中央市(テレビ山梨)
成長してサイズが体に合わなくなることもありますし、安く買えるのはありがたいですね。

【教育学でポン!?】2024年3月14日

読書がはかどりました。
【本日の歩数】5984歩■長距離移動。

働き方改革

■「現場の課題を直接知ってほしい…」人手不足と低賃金に苦しむ保育園の求めで市長が保育士を体験「見るのとやるのは大違い」市長は「給与面を検討」(SBC信越放送)
いい体験をしました。よろしくお願いします。

校則

■「髪色を変える事も私服もOK!」学生が提案した身なりに関する校則の緩和は自主研究の一環で【沖縄発】(沖縄テレビ)
服装と教育の関わりも、ルネサンスあたりからけっこううるさかったりするんですよ。

不登校

■岡山県立高校入試で不登校生徒対象のフレックス制を導入 通信制課程履修しながら対面授業数を増やす狙いも(OHK岡山放送)
■中四国初 岡山・御津高に不登校の生徒を対象とした「フレックス制」導入 岡山県教委、25年度入試で(山陽新聞デジタル)
■不登校の中学生が増える中 進学先の選択肢に 岡山御津高校が通学の心理的負担を減らす「フレックス制」導入へ【岡山】(RSK山陽放送)
選択肢が増えて、形式的には個に応じる体制が整いつつあります。

学校

■「勉強に意味あるの?」と問う子もジーンと納得…現役教師が学級で語った「国語・算数を学ぶ意義」(現代ビジネス)
国語は実質的陶冶で、算数は形式的陶冶ですか。

■【大分】一斉授業スタイルに限界 学びは「個別最適化」の時代に(OAB大分朝日放送)
まあ個別ドリルの活用という、個別最適化では初歩的な話ではありましたが、まずはそこから。

■本当に必要?変革が求められるPTAの在り方について考えた(ひろしまリード)
時代の変化もありますが、それ以上に公教育の原則論と教育の実態の乖離が激しいのが根本的な原因でしょう。

高等教育

■兵庫県立大の無償化案、与党自民会派の一部に根強い反対意見 県議会予算特別委で異例の付帯決議案(神戸新聞NEXT)
受益者負担主義に固執する議員がいるようです。

教育全般(国内)

■赤ちゃんポストに預けられた大学生運営の「子ども大学」16日開校…「夢や希望持てる機会を」(讀賣新聞オンライン)
尊い実行力です。成果に期待しましょう。