「教育学でポン」タグアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年10月3日

オープンキャンパスが無事に行なわれている構内で、私は授業動画作成。
【本日の歩数】4921歩■自宅と学校を往復。

ICT

■島の高校でオンライン学習塾 生徒減で存続危機 今治市が事業費(毎日新聞)
瀬戸内海の島々ですね。こういう環境でこそ、技術の力が意味を持ちます。

教育全般(国内)

■教師の残業は「労働」とみなされないのか? 埼玉県・教員残業代訴訟から考える(妹尾昌俊)
■公立学校教員・残業代判決は何が問題か(嶋崎量)
司法は、相変わらず、「教育の本質」とはまるで関係のないところで形式的な論理をこねくり回しますことしかできませんね。

■教師の働き方改革、道半ば 残業常態化、志望者減る 文科省(時事通信)
給料を上げるのも確かに大切ですが、でも教師の仕事を減らすことができるのは文部科学省と教育委員会だけですよ?

■大阪市の学力が改善、教育計画に市長「全国平均上回りたい」(Lmaga.jp)
平均と比べても意味がないことに早く気がついてください。

■中学生の勉強、大学生が無料で指導 神戸市が独自の学習支援、学びの場を地域で(神戸新聞NEXT)
参加する大学生や団体の気持ちは尊いものですが、本来であれば公教育を充実することで対応するべきところです。ところで、「学校以外で無償の教育機会を独自に提供するのは全国でも前例がない」って、そんなことはないでしょう。いろんな自治体がやってます。

■バトエン文化もコロナ禍で終わり? 厳しくなる小学校の「文房具規制」(LIMO)
いわゆる「スタンダード」という名の、校則に代わる締め付けの問題です。

教育全般(海外)

■中国「宿題、塾禁止令」の裏で保育士、栄養士の名を借りた闇家庭教師広まる(NEWSポストセブン)
こうなりますよね。

■「少子化」だけが理由ではない中国「学習塾規制」本当の狙い(新潮社Foresight)
社会が公平でないところで、教育だけ公平になることはあり得ません。より矛盾が拡大します。

■「学校に戻りたい」、授業再開を家で待つアフガンの女子生徒たち(REUTERTS)
見守ることしかできませんが、注視していきましょう。

【教育学でポン!?】2021年10月1日

予想以上に台風だった。
【本日の歩数】6792歩■台風でも自宅と学校を往復。

ICT

■新城小 富士通とオンライン授業 省エネアイデアを披露(タウンニュース)
記事には書いてありませんが、富士通の教育CSRの一環です。今後も、民間企業が教育に関わる機会が増えてくるだろうと思います。
▼富士通株式会社の授業紹介「データを活用して効果的な省エネを考えよう」

学校

■イエナプラン、不登校特例校、フリースクール……わが子に合う教育求め、広がる「教育移住」(EduA)
こういう傾向は、今後も広がっていくように思います。

教育全般(国内)

■公立小教員の残業代訴訟、請求棄却 「明日からの希望見えない」原告の男性、控訴の方針(弁護士ドットコムニュース)
■教員残業代訴訟 訴え退けるも“法律 実情合わず”さいたま地裁(NHK NEWS WEB)
■教員給与に裁判長が異例の苦言「もはや実情に適合しないのでは」(朝日新聞DIGITAL)
■教員の残業代支払いめぐる訴訟、原告の請求退ける さいたま地裁(朝日新聞DIGITAL)
■公立校教員の残業代訴訟 請求棄却も「画期的で内容的には前進」(毎日新聞)
■公立小教諭の残業代認めず 「給与体系見直しを」 さいたま地裁(時事通信)
形式的には敗訴ではありますが、個人的には、教育行政の教科書に載るレベルの判例になる可能性があると思います。最高裁大法廷に行ってほしいです。
ただ、「教材研究は1コマ5分」だから労働時間にあたらないという裁判所の見解は、教育に対する不見識も甚だしいもので、裁判官の勉強不足を感じるところです。舐めんな、という印象。

■「区立保育園の民営化計画撤回を」 東京・目黒の保護者ら署名提出(朝日新聞DIGITAL)
本質的には、子育ての論理とお金儲けの論理が馴染むかどうかという問題です。

■「授業中、すぐに席を立ってウロウロする子」実は本人も“困って”いる?落ち着いて授業を受けてもらうコツ4つ(まいどなニュース)
理屈はそうなのですが、現状の40人学級では実現することは難しそうです。まず20~25人学級を実現するところから始める必要があります。教師の力の問題ではなく、公教育にお金をかけようとしない政治家と財務省の怠慢が最大の責任です。

■茂木健一郎氏、「親ガチャ」に持論「すべてベストを尽くすことで『当たり』にすることができる」(スポーツ報知)
唖然とするほど、的が外れた見解です。ベストを尽くすかどうかという「自己責任」の観点から問題にしている限り、問題はより一層悪化するだけでしょう。

【教育学でポン!?】2021年9月30日

計画が一日早く終わったので油断してだらだらしてしまい、計劃に追いつかれてしまった。
【本日の歩数】5792歩■自宅と学校を往復。

ICT

■日本流STEAMで脱「役に立たない教育」(ForbesJAPAN)
経産省のキーパーソン浅野大介氏の記事でした。内容そのものはいつも通りですが、デジタル庁参事官併任によって事態が動くかどうか。

COVID-19

■コロナ禍で変わる教育実習 実践とオンラインの「ハイブリッド方式」も(KTS鹿児島テレビ ※映像あり)
どんな資質能力が身についたかは明らかになりませんが、とりあえず規定の時間はこなせるという。

不登校

■不登校の子は「タブレット貸与」対象外の学校も オンライン授業に参加させない理由(AERA dot.)
不登校の子どもをオンライン授業に参加させないのは、もし仮に記事が捏造ではなかったとすれば、不見識極まりないわけですが、まあ事実かどうかは慎重に見極めてから判断しましょう。

学校

■授業もクラスもない「学校」 自由と葛藤の1年間を追ったドキュメンタリー映画が公開(EduA)
一条校ではないオルタナティブな場が増えるのは、悪いことではありません。ワクチンも打ったし、観に行こうかな。
▼屋根の上に吹く風は

教育全般(国内)

■村を捨てる教育ではなく「村を育てる教育」を 今なお受け継がれる教育家・東井義雄の思想(ラジトピ)
今こそ注目したい教育家です。

■子どもの頃から残業の練習!? ド根性、生産性無視の教育、子育てを見つめなおす(妹尾昌俊)
ですよね。

■教員の時間外労働に残業代は認められるか 「今のあり方が許せない」埼玉教員訴訟、あす判決(弁護士ドットコムニュース)
個人的には、できれば最高裁まで行って、教育行政の教科書に載るような判例になってほしいけれども。

■本田圭佑「実戦で通用しないことが多すぎる」日本の英語教育に問題提起(ゲキサカ)
まあ、他の教科もですが。たとえば「道徳」は実戦で通用していますかね。

教育全般(海外)

■「出会えたことに感謝」人生を変えてくれた最高の教師と私の実体験(BuzzFeed)
こんな教師に、わたしもなりたい。まあ、できることを精一杯やるしかないですけどね。

【教育学でポン!?】2021年9月29日

計画より一日早く授業動画の作成が終わったぞ。やればできる子。
【本日の歩数】6808歩■自宅と学校を往復。

ICT

■実験も宿題もタブレットで! 進む教育のデジタル化 生徒の苦手な問題を教えてくれるアプリは教員の業務改善にも【広島発】(テレビ心広島)
具体的な実践の様子が分かる記事でした。

COVID-19

■感染を恐れて「自主休校」する子どもが増加 親から「学校に居場所がなくなるかも」不安の声も(AERA dot.)
多様なケースが認められるようになれば問題は解決するのですが、そのためには公教育に金と人が必要です。

学校

■民間人校長、応募1400人超 茨城県教委 転職サイト活用奏功(茨城新聞クロスアイ)
公募が出た時から注目していましたが、1400人の応募でしたか。10代がいるというのは、心強いですね。授業のネタにしよう。

教育全般(国内)

■コロナ禍で懸念高まる「教育格差」 自己責任論では解決しない(日経ビジネス)
新自由主義的な自己責任論の罪は重いです。

■「大学で学ぶことを許してほしい」虐待から逃げた子の叫び 生活保護を断られ絶望する若者たち【前編】(現代ビジネス)
公教育が「公教育」として機能していない事例で、暗澹たる気持ちになります。自己責任論と受益者負担論の罪は重い。

■教員免許更新の講習、自由に選べるように 廃止までの経過措置(朝日新聞DIGITAL)
思いつきで始めるのは簡単だけど、やめるのは大変ですね。これが官僚主義というやつの特徴です。

教育全般(海外)

■月50万円の“闇塾”も…中国で小中学生の“宿題制限”&“塾の営業禁止”「ゆとり政策」で親子の負担減も大混乱(FNNプライムオンライン)
儒教の伝統はなかなか変わらないでしょう。

【教育学でポン!?】2021年9月28日

授業動画を作りながら、読書時間が確保できている感じ。一年半経って、ようやく作業に慣れてきたのかどうか。
【本日の歩数】6393歩■自宅と学校を往復。

校則

■「ツーブロック許可を」「肌着は白以外も」“ブラック校則”県内でも見直しの動き(テレビ大分)
どんな項目が見直されたかを調査することに教育的な意味はありません。子ども自身がルール作りに参加できる環境を用意する方が大事ですが、それを試みている様子が伺えない記事でした。

学校

■急増の通信制高校、不適切な運営も 文科省が制度見直しへ(朝日新聞DIGITAL)
教育を「お金儲け」の手段とすることをヨシとする新自由主義的経済効率主義が背景にありますよ。

■市立高校の改革 教育委員会の委員から慎重な意見 学科再編や中高一貫校化に生徒ら反対 熊本市(KAB熊本朝日放送 ※動画あり)
事務局ではない教育委員の見識を見せるべき時ですよ。

学校間接続

■「受験者数が増えたため中学受験が過熱している!」は本当か?(幻冬舎GOLD ONLINE)
公立中高一貫校の登場によって中学受験の風景が変わっていますが、本の別のところに書いてあるのかな。

■「共通テスト利用入試は受験料免除」で人気、千葉工大の狙いは?(日経ビジネス)
教育の本質とはまるで関係がありませんが、世の中は教育の本質とは無関係のところで動いているということではあります。

教育全般(国内)

■学校は依然として多忙 「教師の意識改革が必要だ」は本当か?(妹尾昌俊)
まあ、教師の意識改革より、管理職と教育委員会の意識改革のほうが必要でしょう。

■親ガチャ論議が広がる日本は「緩やかな身分社会」(Newsweek)
意図的に公教育を貧弱にして金儲けの手段に貶め、格差を拡大してきた、新自由主義的政治家や財務省の責任を問うのがいいでしょう。