「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年8月5日

さすがに自己防衛のレベルを一段階あげなきゃと思った5000人という数字。
【本日の歩数】6193歩■自宅と学校を往復。

ジェンダー

■「不都合な真実が隠されたままになっている」都立高入試、このままでいいの? 教師らが問いかける理由 東京都立高校での男女別定員制の撤廃などを求める3万筆のオンライン署名が都に提出されました。(BuzzFeed)
簡単に是正できそうなものですが、やらないための理由をむりやり探し出してくる感じで、最初からやる気がないとしか思えません。

学校

■「生徒の76%が移住者」入学希望が殺到する”長野県の小学校”の授業内容 選択は「近場の学校」だけじゃない(PRESIDENT Online)
学校教育法施行規則の縛りをどう逃れているか、調べなければ。

教育全般(国内)

■日本は「貧困」に目を背けてきた。その貧しさが子どもと社会に与える影響(FNNプライムオンライン)
いわゆる「自己責任論」の弊害が極めて大きいでしょう。

■ドラマ化で注目される「再チャレンジ高校」が、これから一層必要になる理由 『生徒が人生をやり直せる学校』原作者が語る(現代ビジネス)
俄然興味を持ったので、本を読みます。

■夏休みの「宿題」はなくした方がいい理由 国民の生産性に直結する問題も(大人んサー)
■夏休みも遊んでばかりはいられない!? : 小学生の9割以上に計算ドリルと漢字練習の宿題(nipponn.com)
宿題、意味なかったなあ。

■インターンシップに悩む企業。コロナ禍でオンライン化進むも「対面したい」事情(ニュースイッチ)
■データ活用人材の新卒採用競争。“特別な”インターンシップが「前哨戦」に(ニュースイッチ)
■形骸化する「インターンシップはキャリア教育」。早大・明大・青学・立教の決断(ニュースイッチ)
企業のほうが優秀な学生を確保するために必死なのも分かりますが、大学の方も就職予備校化はしたくないわけで、制度設計はなかなか難しいですね。

教育全般(海外)

■「異なる宗派の子供たちが通う学校が主流であるべき」に大部分が賛同 分断続く北アイルランドで調査(小林恭子)
根が深い問題です。まだまだ時間がかかるでしょう。

【教育学でポン!?】2021年8月4日

県境をまたいで実習巡回指導に行きましたが、感染症防止対策にかなり気を遣います。マスクを二重にして臨みました。
【本日の歩数】10488歩■古河に実習巡回指導。

ICT

■【生活者意識調査】子どものオンライン学習に対する親の本音は(CCC MARKETING)
■CCCMK総研、「小中高生のオンライン学習」に対する親の本音を調査(ICT教育ニュース)
まあ現状こんな感じですかね、という、ある程度納得の数字。

■「比較認知発達科学」専門家が語る、オンライン化が進むことで起こる子どもの脳への影響(ニッポン放送)
生物としての進化と環境の進化のスピードがズレているという問題ですかね。

不登校

■不登校の子の学習を支援 フリースクール9月開設 元教師らが運営(丹波新聞)
多様な受け皿が増えていくといいですね。

教育全般(国内)

■政府、9月までに通学路安全点検 千葉児童死傷事故受け(時事通信)
子どもたちの方からボトムアップで意見を集約できるといい仕事になりそうですが、そうはならないんでしょうね。

■「きょうは僕らが先生」 豊後大野市の児童が教職員にジオパーク講習(大分合同新聞)
一石三鳥くらいありそうな、おもしろい取り組みのように思いました。

■大人が学ぶ「熱中小学校」沖縄で10月開校「もう一度目線を7歳に」校舎は商店街(沖縄タイムス)
廃校利用として、おもしろい取り組みです。学びたい大人は、実はたくさんいたりします。

■群馬大学「ちびっこ大学」今年はやります20日間「YouTube」で配信(高崎前橋経済新聞)
大学人が頑張っています。見習おう。

教育全般(海外)

■中国が「ゆとり教育」に突き進むワケ、塾禁止・宿題軽減に不安も続出(DIAMOND online)
必ず歪みが出ます。

【教育学でポン!?】2021年8月2日

県境をまたぐ実習巡回指導がひとつ中止になりましたが、昨今の事情を鑑みれば、仕方ありません。
【本日の歩数】7832歩■池袋散歩。

ICT

■「日本初マイクラのプロ」が語る驚きの教育効果 タツナミシュウイチ「リアルとの接続が重要」(education×ICT)
現実と認識の間にひとつクッションを置くとどうしておもしろくなるのか。そのメディア(中間)論は、教育学的に奥が深い話になります。

■「紙とデジタル」学びの違いは、経験の差の可能性 SNSのやりすぎは、学びにどんな影響があるか(education×ICT)
早急に結論を出さず、長い目で見ていきましょう。

校則

■生徒会、校則見直し提案 「靴下と靴」色変更求め 学校・保護者と三者協議 茨城・つくばみらいの小絹中(茨城新聞クロスアイ)
こういう取り組みは、過程のほうが大事だったりします。

教育全般(国内)

■「哲学対話の授業」確かな手応えと悩ましい課題 混迷の時代に育みたい「根本から問い直す力」(education×ICT)
最後のチャプターの話は、実践的にかなり悩ましい問題です。

■「掛け算の順序問題」はやっぱり決着がつかない 5×4が正解のとき4×5がバツになる不思議(education×ICT)
本質を理解しているかどうかがポイントで、それは「式」を見るだけでは判断できない。別のアセスメントが必要。式だけで×をつけるのは乱暴。アセスメントの精度の問題です。

■「読書感想文」何を読み、何を書けば良いのか?(矢萩邦彦)
まあ、個人的には、やめちゃうのがいいと思います。ゲームを嫌いにさせようと思ったら、ゲーム感想文を書かせるのが一番です。

■高校生が教える「科学実験教室」(高知テレビ ※映像あり)
先生役の高校生のほうがむちゃくちゃ成長してたりします。

【教育学でポン!?】2021年7月31日

コンピュータ周りの環境を整備して、気分が少し変わりました。
【本日の歩数】7087歩■池袋散歩。

文部科学省

■生徒指導提要の改訂に関する協力者会議(第2回)配付資料(文部科学省)
「人格とは何か?」と大きく関わってくる具体的政策なので、個人的には大注目なのです。現行『生徒指導提要』では、「人格」という概念を、心理学的ではなく、カント的に理解しているように思います。改訂でどうなるか。

■義務教育9年間を見通した教科担任制の在り方について(報告)(文部科学省)
さて、方向性が固まりました。続いて、我々教員養成関係者に大激震が走ります。どうしよう…???

■萩生田文部科学大臣会見(令和3年7月30日 ※youtube)
ポイントは、大学入学共通テストの諸々が決着したことに関連する話題でしょうか。

ICT

■離島・対馬に流れ着いたICT化の波 子どもたちに起きた変化とは? タブレットを「文房具」のように使う驚き(withnews)
複式学級での活用は、ナルホドです。いわゆる「個別最適な学び」の最先端事例かもしれません。おもしろい記事でした。

学校間接続

■「中学受験は当たり前」の東京出身ママ友に、地方出身ママが感じる“格差と嫉妬”(週刊女性PRIME)
教育学的に言わせてもらえれば、東京のほうが異常。

校則

■<こちさが>「前髪は眉上」細かすぎる? 校則どう思いますか(佐賀新聞LiVE)
■<こちさが>校則の現場、当事者のホンネ 生徒の声・教師の声・記者の目(佐賀新聞LiVE)
校則は、教師ですら説明不可能な意味のないルールに強制的に従わせる理不尽で子どもたちを従順な社会の歯車に叩きつぶすという大事な役割があります。やめてしまえばいいのに。

学校

■県立高校再編案 住民懇談会で浪岡高校の存続求める意見相次ぐ(ABA青森朝日放送)
気持ちは分からないでもないですが、仮にいま存続したところで、このままではゆるやかに滅亡していく将来が見えるのですが、具体的にどうしたいんでしょうか?

■[高知・香美市]市立小学校が国際バカロレア校に認定(政治山)
公立小学校での認定は、張り切りましたね。これからの取り組みに注目しましょう。

教育全般(国内)

■こども庁、「独立した新組織が望ましい」45%(政治山)
まあ、数字はほとんど判断材料になりませんね。どうしてそう考えたか、「理由」が重要なところですが、この記事からはわかりません。

【教育学でポン!?】2021年7月30日

変な天気の一日でしたが、うまく雨を避けて移動。
【本日の歩数】6994歩■池袋散歩。

ICT

■タブレット型端末で勉強以外に何してる? 小中高校生の26.1%が「動画視聴」(不破雷蔵)
思ったより少ないような。

COVID-19

■川崎市教委、緊急事態宣言で修学旅行を中止・延期に(カナロコ)
■緊急事態でも修学旅行実施 大阪市長「五輪やっている」(朝日新聞DIGITAL)
自治体によって方針が異なりますが、それ自体は健全なことです。問題は現実に即して判断しているか、というところ。

学校間接続

■共通テスト「情報」正式決定 25年から7教科21科目 文科省(時事通信)
■英語民間、共通テスト断念表明 記述式も「実施方針は廃止」 萩生田文科相(時事通信)
■英語民間試験と記述式導入 文科省が正式断念 共通テスト改革(毎日新聞)
一件落着でしょうか。

ジェンダー

■「驚愕の事実」すべての先進国で男子よりも女子の成績が高い科学的理由 「堅実性パーソナリティ」の性差か(PRESIDENT Online)
仮説ですが、そんな気もします。

教育全般(国内)

■「子供をもつほど家計が苦しくなる」菅政権はいつまで”子育て罰”を続けるのか 働くカップルの勤労意欲をそぐ政策(PRESIDENT Online)
■「子育ては富裕層のぜいたくに」日本の”少子化対策”は超少子化を加速させている 稼ぐほど支援から切り捨てられる(PRESIDENT Online)
ですよね。

■山梨県の小学教員倍率「最低」1.86倍 教師の質低下に懸念(毎日新聞)
増える要素がありませんからね。

■ハマ弁「給食化」に6割反対 アンケに「おかず冷たい」とも(カナロコ)
今年改革が行なわれたばかりでしたが。

教育全般(海外)

■中国、義務教育期間の宿題等に“新規制” 若新雄純氏「宿題の効果や塾の“不安商売”を見直すべきでは」(ABEMA TIMES)
中国の政策は、破綻するでしょう。競争を煽る根っこがなくならないところで、出てくる葉っぱをいくら摘み取っても、競争そのものがなくなるわけがありません。