「日々随想」カテゴリーアーカイブ

【教育学でポン!?】2021年9月8日

荻野吟子について詳しくなりました。
【本日の歩数】10230歩■熊谷を散歩。

ICT

■ICT使う学び模索 タブレット端末で授業 矢沢中 GIGAスクール構想(岩手日日新聞社)
記事を見る限りではまだ受け身の使い方なのですが、子どもたちが創造性を発揮する段になってICTの本当の威力が見えてくると思います。

いじめ

■「いじめられる側にも問題がある」が間違っている理由。コロナがいじめの種とならないために 「親切」の先には、自分以外の他者がいる(婦人公論.jp)
これまでの知見を踏まえて、大切な話をしています。繰り返し発信していく必要がある内容です。

不登校

■「学校へ行きづらい」と感じる子供たちに 「居場所」を提供・宮崎県(mrt宮崎放送 ※動画あり)
家庭や学校以外の「ナナメの関係」は、とても大切です。大人全体で子どもの成長を見守っていきましょう。

教育全般(国内)

■格差拡大、貧困増大…それでも「若者の生活満足度」が高いこれだけの理由 若年層に拡がる「宿命論」的な人生観(現代ビジネス)
■「親ガチャ」という言葉が、現代の若者に刺さりまくった「本質的な理由」 若年層に拡がる宿命論的な人生観(現代ビジネス)
現代の日本の環境が2000年前のローマ帝政期と似ている(物質的繁栄の末の退廃と行き詰まり感)として、それに対応する知恵としてストア派が説得力を持ったのと状況は似ているか。

■誰にも悩みを相談できない日本の子どもたち(Newsweek)
なんとなくそうだろうという印象はありつつ、数字で出てくると日本の突出っぷりは圧巻ですね。

教育全般(海外)

■中国、オンラインなどでの家庭教師を禁止(REUTERS)
案の定、モグラたたきが始まりました。が、やはり現実の根っこのほうが変わらない限り、表面的な現象をコントロールしようという欲望は無駄に終わるでしょう。

■再開のアフガンの大学、講義室中央にカーテン 女子学生席を厳密分離(REUTERS)
既存文化と人権理念の衝突、悩ましい問題です。実は日本でも同じような課題をまだ抱えていることは認識しておいていいでしょう。

【教育学でポン!?】2021年9月7日

ちまちま書き貯めている読書感想文が役に立つときもあります。
【本日の歩数】14864歩■烏山を散歩。

ICT

■学校教育のデジタル活用は道半ば 本当の課題は「教師のスキル不足」ではない(妹尾昌俊)
ですよね。

■岩手県盛岡市 中学生が南極とオンライン授業(テレビ岩手 ※映像あり)
技術はこういうふうに使いたいですね。

校則

■「中学校の校則、髪形が厳しい」「時代に合わせて変化を」 長崎県内も見直し進む(長崎新聞社)
校則が厳しくなったのは、安倍政権以降の「ゼロトレランス」の影響も大きいところです。

学校

■県と相模原市が「夜間中学」で協定締結(tvk ※映像あり)
日本全国で夜間中学の設置が急速に進んでいます。

教育全般(国内)

■公立高校の教師が漫画を出版できないナゼ? 東京都教育委員会が不許可で裁判沙汰(日刊ゲンダイDIGITAL)
悪しき前例主義による思考停止。でなければ、他に何か理由がありますでしょうかね。

■自民党総裁選は子ども置き去り?#子育て罰 候補は誰だ?#子ども基本法 #子ども庁 どうなる?(末冨芳)
一国民には関与できるところがないので、生温かく見守るしかないわけですが。

■子どもがなわとびが苦手、どうすれば? 跳べる子に変えるプロ講師に聞いた(ほとせなNEWS)
「跳ばないなわとび」という指摘が重要です。「自転車に乗る」も同じなのですが、技術的には、手と足を同時に動かすのが難しいのです。まずは片方ずつできるようになると、だんだん同時に動かせるようになっていきます。縄跳びに関しては、「回す」と「跳ぶ」を別々にトレーニングするのがよいということになります。

■勉強量が増える3歳~6歳…親の声がけ「できるよ!」は絶対NG(幻冬舎GOLD ONLINE)
教育学の観点から言えば、議論の前提が間違っています。そもそも勉強量を増やすのがNGです。早期教育に躍起になっても、いいことはあまりありません。

教育全般(海外)

■校庭で政治の話をしよう。コンドームをどうぞ。ノルウェー高校の模擬選挙「選挙広場」とは?(鐙麻樹)
マネするかどうかは別として、こういう国もあるんだってことは知っておいていいでしょうね。

■世界の子ども約10人に1人、児童労働者数が増加 月収5千円「最低賃金の半分」の子も(AERA dot.)
厳しい現実です。まずは目を背けず、しっかり現実を認識していきましょう。

■黒人の大学教員が直面する組織的・潜在的偏見(COURRiER JAPON)
日本でも、英語のネイティブというと何故か真っ先に白人を思い浮かべる傾向が。アジア人でも英語ネイティブが多いんですが。

【教育学でポン!?】2021年9月6日

会議と研修の一日。
【本日の歩数】5716歩■自宅と学校を往復。

ICT

■発見!オンライン授業にすると生徒がサボらなくなる意外な理由(幻冬舎GOLD ONLINE)
さて、本当でしょうか?

不登校

■【熊本】不登校などへ「支援センター」開校(くまもと県民テレビ ※動画あり)
大切な仕事です。頭が下がります。

■鳥山明さんと出会って励まされ、不登校に負い目感じず…漫画家になった男性の「体験漫画」が反響(讀賣新聞オンライン)
気持ちを楽にできるモデルケースになるといいですね。

学校

■県内初の公立夜間中学 2025年度までに設置へ 岡山市(KSB瀬戸内海放送 ※動画あり)
全国的に動きが広がりつつあります。

■「プールは外部で」 年稼働率1%の川崎市立校 市教委が検討方針(カナロコ)
全国的にこういう流れになりつつあります。

教育全般(国内)

■コロナで子供の学力格差が拡大 塾通いの有無で加速する「分断(NEWSポストセブン)
公教育にお金をかけず、各家庭に何もかも押しつけている人たちの責任です。

■公立小中の教員補充、年度後半ほど難しく 非常勤講師で数合わせ(毎日新聞)
こういう現実があることは知ってました。が、具体的な数が出て来たことに意味があります。

■親子食堂から就職支援、無料学習塾まで!シンママ支える「umau.」(女性自身)
こうやって地道に共同体を再構成していくしかないのでしょう。

教育全般(海外)

■社会の授業に政治家が来るのは当たり前、ノルウェー高校の模擬選挙「学校討論」(鐙麻樹)
子供たちを一人の人間として信頼しているからこそできる取り組みでしょうね。

【教育学でポン!?】2021年9月5日

塙保己一について深まった一日。
【本日の歩数】17264歩■本庄を散歩。

ICT

■AIが「キミヲマモル」 いじめ・虐待の深刻度を予測 自治体で導入進む(47NEWS)
使える技術はどんどん活用していきましょう。そして人間は、人間にしかできないことにもっと時間を割きましょう。

■子どもが描いた「絵が動く」今どき図工授業の斬新 ICTが表現の幅を広げ意欲的に学ぶきっかけに(education×ICT)
図工とICTは相性が良さそうですね。

COVID-19

■給食は「1人で黙って食べるもの」に? コロナで変わる子供の常識…母を驚かせた小2男子の一言(J-CAST NEWS)
黙って食べる方が嬉しい子供もいたりするので、決めつけるのもどうかというところ。

いじめ

■いじめ被害者が今度は加害者に…謝っても許してもらえるわけではない 『こども六法』著者の〝つらい記憶〟(withnews)
なかなか聞けない、貴重な話だと思いました。大事なことを言っています。

教育全般(国内)

■教育学ってどんな学問? 学ぶ内容や大学選びのポイント、卒業後の進路についても解説(ベネッセ教育情報サイト)
なるほど、私がやっていることは教育学ではないらしい。まあそれで特に困ることはないけど。

■目的が見えない「全国学力テスト」CBT化の行方 全体の学力レベル測定に全員調査は必要なのか(education×ICT)
悉皆調査方式がおかしいことは誰の目にも明らかなのですが、それでも止まらないのは、不合理な理由があるからでしょう。例えば金とか。

■学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も(マネーポストWEB)
まあ、高度な事務作業だけで社会が成り立つなら、ね。

■「教育振興に」500万円寄付 南伊勢町へ元中学教員の山川さん 三重(伊勢新聞)
なかなかマネできないことです。

【教育学でポン!?】2021年9月2日

いろいろな計画が雨のために宙ぶらりん。
【本日の歩数】6707歩■自宅と学校を往復。

いじめ

■1人の子供がいじめられ続けることで、全体の幸せが保たれる社会…「神学」から考える人権(Newsweek)
まあ「神学」というか、確かに中世スコラ哲学は「人間の尊厳」についてかなり突きつめて考えてはいますが。というか、いわゆるリベラルアーツというものが歴史的に神学から切り離されることで成立していった事情をどう考えているんだろうか。

学校

■10代から90代が学ぶ「夜間中学」ってどんなところ?(ファイナンシャルフィールド)
少しずつ一般的にも注目が高まりつつあるように感じます。

校則

■生徒主導で校則見直し 浜松・佐久間中、生きづらくない環境へ議論(静岡新聞)
生徒主導で議論を進めているのが心強いです。

教育全般(国内)

■「“多様性”から取り残されているんじゃないかな」…100人に1人の割合なのに理解されず、“隠さざるを得ない”吃音症の当事者たち(ABEMA TIMES)
吃音というと、即座に伊澤修二の楽石社を想起してしまう日本教育史クラスタ。実は明治時代から課題としては認識されています。

■少年院後の学習支援を 公文などが取り組み開始(TBS NEWS)
大切な領域ですが、まだあまり具体的な研究が進んでいない印象もあります。知恵と経験を蓄積していきましょう。

■子供のころの『嫌だった経験』に共感の嵐 「あるある」「自分も気を付けたい」(grape)
ですよね。

■学校から引っ張りだこ、芸人「オシエルズ」の正体 「笑いを取りたい」の前に大切なのが環境づくり(education×ICT)
教育者がお笑いから学ぶことはとても多いように感じています。個人的には、ぺこぱやサンドイッチマンは良いお手本になるように感じています。

■「管理しない」校長の改革、ESDで学校はどう変わる まずは教職員が元気な学校づくりで持続可能に(education×ICT)
先生が自然に楽しそうにしていると、子供も自然にすくすく伸びていきます。

■助産師YouTuberシオリーヌ語る「性教育」のリアル 学習指導要領の「はどめ規定」とは、何なのか?(education×ICT)
とても大切な話をしています。まあ「はどめ規定」について掘り下げられるかと思って読み始めたら、それについては何も書いてありませんでしたが。いちおう、文科相の公式見解では2003年に学習指導要領の「はどめ規定」は終わっている、と私は認識しています。