鵜殿篤 のすべての投稿

【教育学でポン!?】2021年10月12日

コロナが収まりつつあるタイミングで紅葉シーズンにさしかかり、でかけよう熱が高まっている。
【本日の歩数】7022歩■自宅と大学を往復。

ICT

■令和3年度小中学生向け起業家教育推進事業の事業説明会レポート 「小中学生起業家教育プログラム」とは? 説明会がオンラインで開催(ASCII)
具体的には「総合的な学習の時間」を利用するプロジェクトとなります。何をやればいいか分からない学校にとっては、かなり参考になるのではないでしょうか。

■オンライン留学費、現地留学の5分の1 欠点は「辞めやすい」 10人いた生徒が3人に(まいどなニュース)
向き不向きが激しいでしょう。向いている人はどんどん利用すればいいのではないでしょうか。

■生徒が抱える苦しさ・言えぬ悩み…タブレット端末で検知、自殺防ぐ(朝日新聞DIGITAL)
テクノロジーはどんどん活用しましょう。

COVID-19

■「出席停止」名称の変更を提言 政令市長会、コロナ遠隔授業で(共同通信)
就学義務を前提としている現在の制度設計の下では、抜本的な対応は難しそうです。本質的に考えるのであれば、今回のコロナ禍の経験を踏まえて、「教育機会確保法」の改善・充実をしていくのが良さそうです。

いじめ

■いじめ防止対策推進法、当面は現行法で 末松文科相(京都新聞)
個人的には、現行法そのものが問題というより、周知徹底のほうに問題があるように感じています。法律をいじるより、まずは現行法を徹底するのが優先かなと。

教育全般(国内)

■「教員の働く環境改善を望む」さいたま地裁の判決を文科省はどう受け止め何を変える 請求棄却だがなぜ判決は画期的だったのか(FNNプライムオンライン)
判決文の内容を実際に読むと、それはまあ、目を覆いたくなるような酷いものではあります。とはいえ、現実を変えていくためには、足下を固めながら、一歩一歩進むしかありません。そのためには文科省ばかりを槍玉に挙げても実は仕方がなく(実際は被害者だったりするので)、一番の元凶であり加害者である財務省の姿勢を問題にしていくべきところです。

【教育学でポン!?】2021年10月11日

日曜日に働いたので、月曜日にゆっくりする。
【本日の歩数】8940歩■自宅と大学を往復。

ICT

■研究テーマも自分達で設定…中高生対象『金沢IT部活』創部 情報技術の人材育成で市等が立ち上げ(石川テレビ)
学校以外での学びと表現の場が増えるのは、基本的には歓迎すべきことです。

■プログラミングは幼児から? デジタル時代の子どもに「STEAM教育」が必須の理由(AERA dot.)
初歩的な記事ですが、こういう入口は定期的に人の目に触れることに意義があります。

学校

■青森県立高校の再編計画案 鰺ケ沢町長たちが鰺ケ沢高校存続を要望(ABA)
要望書を出したところで、学生は増えません。根本的に考え方を転換しないと、近隣地域を巻き込んで滅ぶだけです。

■学習環境充実で魅力向上 今治の2分校が「チャレンジ塾」 生徒数確保し学校存続へ(愛媛新聞ONLINE)
要望書を提出するのではなく、こういう実質的な取り組みに踏み出せるかどうかがポイントになるのでしょう。

教育全般(国内)

■制服の衣替え「気候や体調次第で自由に」 岐阜の中学校の呼びかけに反響→なぜ導入?教頭に聞いた(JCAATニュース)
仮に制服を定めるとしても、全員一緒に衣替えする意味はありませんね。

■文科省の“教科書改悪”に一石を投じた出版社が 学習指導要領に沿わない“小説収録”の教科書を販売(デイリー新潮)
まあ本質的には、そもそも教科書「を」教えることそのものを問い直すべき話ではあります。

■昭和時代は秋開催だった「小学校の運動会」が知らぬ間に春に移ってたワケ(ulm)
記事では触れられていませんが、大正期の運動会のありようなどもおもしろいですよ。

■結構悩む…。通知表の「保護者からひとこと」欄(TRILL)
意味がないなら廃止するのがよいでしょう。そもそも通知表は法的根拠を持たず、単に思考停止の前例主義でだらだら続いているだけで、実際にやめている学校も存在します。

■「こども食堂は現代の大発明」 格差・貧困問題に長年取り組む湯浅誠さんによる渾身のルポルタージュ(AERA dot.)
本来は行政がやるべき仕事ですが、大きな欠落がある以上、埋めていこうと試みまる人が現れます。

【教育学でポン!?】2021年10月9日

誕生日でした。
【本日の歩数】6255歩■自宅と大学を往復。

ICT

■10万8000台の「1人1台端末」、神戸市奮闘の舞台裏 学校数、教員数が多い大都市ならではの課題も(education×ICT)
四苦八苦している様子は伝わってきます。

いじめ

■「命や尊厳が守られていない」 いじめ対策の法改正を求め提言(朝日新聞DIGITAL)
いじめを撲滅したいという気持ちはよく分かるものの、法改正によってなくなるかどうかは別の問題です。しっかり吟味しましょう。

教育全般(国内)

■東大「異才発掘プロジェクト」の看板を替えた真意 ROCKETからLEARNへ、挑み続ける居場所づくり(education×ICT)
こういうはみ出した場所があることを知っているだけでも勇気が出ますよ。

■文科省の「ロジスティクス無視」で疲弊する学校 教員採用試験の倍率低下に始まる悪循環(education×ICT)
文部科学省には「工数」とか「人月」という概念がありませんよね。

■「与えられることに慣れた」子どもの残念な行く末 工藤勇一校長、横浜創英でサイエンスコース新設(education×ICT)
理念もビジョンも明確です。どういう成果を出すか楽しみです。

■正解ない探究学習「教員も学ぶ側から始めよ」の訳 まずは自分事として経験、体感することが大事(education×ICT)
教員の方に、こういう創造的な活動に参加する余裕が出てくれば、総合的な学習の時間や探究学習は必ず豊かになります。今はその余裕が絶対的に欠けているという。

■「ゲームの魔力」活用でやる気高めるポイント5つ 学習ゲームと違うゲーミフィケーションとは(education×ICT)
勉強も、イヤイヤやるより、成長を実感しながら楽しくやりたいですよね。

教育全般(海外)

■5~17歳の10人に1人が働いている? 他人事ではない「児童労働」問題(anan NEWS)
社会の矛盾のしわ寄せは一番弱いところに集中します。

【教育学でポン!?】2021年10月8日

大学の研究室が11階にありまして、昨日の震度5で本棚が大変なことになってるかもと思ったら、ビクともしていませんでした。けっこうな耐震性がある建物だと確認。
【本日の歩数】7798歩■自宅と大学を往復。

COVID-19

■「学生の声、拾い上げて」 黙食、休み時間も自席、なのに大人は…(タウンニュース)
子どもは大人たちのことをしっかり見ています。

校則

■その校則って変じゃない? 法律家の目でチェック、事例をネット調査(朝日新聞DIGITAL)
学校の先生としても校則に違和感を持っている人は多いはずですが、声がでかい一部の体育会系教師の独善のせいでおかしくなっている学校も多いだろうと推測します。部活もまた同じ。

学校

■仙台の小中学校、あすから秋休み 1学期終わる(河北新報)
■短くなったけど…あすから秋休み 2学期制の小中学校で終業式(琉球新報)
通知表を作る手間が66%減だったり、上下巻の教科書に馴染みやすいなど、2学期制にはいろいろメリットがあります。が、デメリットもあります。

教育全般(国内)

■PTAの学校司書雇用、法律違反の疑念も 郡山市は猛反論(河北新報)
法律違反以前の問題として、「公教育」の理念として如何なものか、という話です。

■小島よしおに聞く、小4女子のギモン「オンライン授業も選べるのに何のために学校に行くの?」 ボクといっしょに考えよう(AERA dot.)
なるほど。自分の言葉で語っているので、とても説得力があります。

■デリバリー型給食「食育そのもの」横浜・山中市長が試食 生徒からは「おかずが冷たい」の声も(カナロコ)
こう、体を張ってくれると、信頼感が醸成されます。横浜市や広島市の給食、どうなるか注目しましょう。

■「道徳科の授業」で「思いやりの心」を育てるべきか? 意気込みすぎは危ないかもしれない(現代ビジネス)
長い記事でした。まあ、育てるべきではないし、そもそも育てようとして育つものでもないという話。

■高校生たちが企画して自分たちの学校を紹介 学校PR動画の取り組み・宮崎県(mrt ※動画あり)
学生参加の企画、どんどん盛り上がるといいですね。

【教育学でポン!?】2021年10月7日

地震、乱暴なリズムの縦揺れでした。
【本日の歩数】6858歩■自宅と大学を往復。

ICT

■オンライン授業の拡大を妨げる家庭のIT環境格差(Newsweek)
数字は正直です。そしてこれは、パソコンに限った話ではなく、文化資本全体の格差に直結していると理解するべきものでしょう。

■いじめ、ゲーム、授業妨害…「GIGAスクール構想」端末で子どもたちに起きていること(現代ビジネス)
まあICT機器そのものの問題というより、テクノロジーによって人間の未熟さや醜さが可視化したという話ではあります。

学校

■来春開校! 金沢学院大学附属中学校は「学校・塾一体型」で勝負をかける(EduA)
教育の内容はおもしろそうです。が、「公教育」という観点から見れば、こうやって教育が商品化し、格差が拡大していくのだなあとは。良いか悪いかは別として。

■「舞鶴引き揚げ給食」戦争体験者の苦労かみしめ 市内25校で(毎日新聞)
食を通じた取り組みとして、面白いと思いました。他にもいろいろできそうです。

教育全般(国内)

■保育・幼児教育は「『親ガチャ』による機会格差」を軽減し「社会の生産性」を高める(柴田悠)
教育の役割と効果を考える上で、大切かつデリケートな論点に切り込んでいる記事です。

■PTA役員“地獄の3択” 「強制入会」はなぜ生まれる? 専門家「一般会員の立場からも声を上げて」(ABEMA TIMES)
教育の「公共性」の基盤が掘り崩されているところでは、PTAに存在意義は感じられないでしょう。ますます教育が商品化していきますが、仕方ありません。

■あなたが「高校数学」であっけなく脱落した根因 量も多く質も高い、「感覚的に中学の5倍」の重さ(東洋経済ONLINE)
とはいえ、その高校数学も、ほとんど「数学」の名に値しない、ただの計算であることが多いように思います。大学数学からが本番です。