EDIX東京の2日目。昨年とは出展企業自体が様変わりしているような印象。
【本日の歩数】11662歩■ビッグサイトをうろうろ。
働き方改革
■教員への「カスハラ」防止へ対策検討 東京都教委が有識者会議を発足(朝日新聞)
性善説ではもうどうしようもないですかね。寒い時代だとは思わんか。
ICT
■だから世界に後れを取る…日本のこどもの能力を下げる「スマホ禁止」というダメルールの致命的な欠陥(PRESIDENT Online)
総論的には主張通りなのですが、現実的には、市場化された「子どもの時間」を狙って民間企業やヤマ師たちが粗雑なコンテンツを大量投下しており、悪貨が良貨を駆逐している状況ですかね。
■内田洋行、AI教育を実践する学習施設を石川高専に導入(こどもとIT)
即戦力の人材を養成するうえで、高専の充実は即効性が高いと思います。
インクルーシブ教育
■南神大寺小 松本中 通級指導教室を新設 市教委、来春指導開始へ(タウンニュース)
ニーズが急激に増加していることが分かります。
学校
■進学優先の価値観変えた…高校「探究的な学び方」と教科学習の連動で起きた意外な効果 立命館宇治・酒井淳平「キャリア教育×探究」(education×ICT)
「探求活動」については、徐々に風向きが変わってきている印象はあります。
■企業や起業家と連携、興味を探究してキャリアにつなげる「通信制サポート校」ができた訳 HR高等学院「社会との接続」で課題解決力を育成(education×ICT)
既存の学校の体制(一条校中心)が溶け始めていることがよく分かる記事でした。社会の実態の変化に学校システムが噛み合っておらず、こういう過渡期的形態が必要になるのでしょう。
■信州大学“附属松本小の1クラス 7教科の授業時間数に不足”(NHK信州NEWS WEB)
■信大附属松本小の「授業時間不足」問題 国語・算数・社会・道徳など7教科264コマが足りず「授業内容の回復最優先に」長野(信越放送)
■信州大付属松本小、7教科の授業時間264時間が不足…「総合的な学習が多すぎる」指摘で発覚(讀賣新聞)
徐々に実態が明らかになってきました。学校全体のカリキュラムではなく、ある1クラスで起こった事案で、奈良付属とは問題の性質が異なるようです。この学校は「教育課程特例校」に指定されているということですので、文科省への届出どおりの時間割であれば、仮に学校教育法施行規則の標準時数に足りなくても問題なかったはずです。実際、そういう学校は全国的にたくさんあります(軽井沢風越学園や和歌山きのくに子どもの村学園など)。しかし担任独自の判断によって、学校が届け出た枠を超えた形での実施となったのでしょう。担任の先生は先進的な学校の実践例をご存じだったのでしょう。ルールがあるのならルール通りにやらなければいけませんが、まあ、現在の「教育課程特例」は極めて分かりにくい制度になっているので、担任の先生が誤解するのも無理はないかもしれません。
■「誰ひとり取り残さない教育」へ県内初の夜間学級が開設 生徒20人が学校生活スタート【長崎県佐世保市】(テレビ長崎)
いつ始めても遅くないですよ。
■同窓会解散、会費を寄付 八王子北高「子ども食堂に」(タウンニュース)
英断でした。今後、こういうケースが増えてくるのでしょう。
■“先生や大人がこうしなさいって言うことは全部まちがってる”渋川清彦主演・佐向大監督最新作『中山教頭の人生テスト』公開(BANGER!!!)
海外では学校を舞台として教育をテーマとする派手な映画が続々と作られているけれども、日本はこういう日常ベースの地味な感じなのが合っている(いや実は観てみると地味じゃないかもしれない)。