午前に大事な会議、午後に学生対応を2件。
【本日の歩数】6879歩■自宅と学校を往復。
働き方改革
■労働組合が臨時採用の教員を正規雇用するよう要望 教員のなり手不足解消のため(静岡朝日テレビ)
「臨時採用」を都合よく使ってきた結果が、現在の教員不足の要員の一つです。
ICT
■小中学校で「デジタル科」新設 金沢市教委、基礎力を養成へ(共同通信)
高校で必修の「情報科」を中学でも開設する例はありますかね。
■ベネッセ、多様な学びをICTで支援–子どもの特性を把握し学習意欲を向上(ZD NET)
ICTをテコにして民間企業が学校現場に不可欠な存在となりつつあります。
不登校
■文科省不登校調査、自治体6割「課題あり」 全国教育長協議会が提言(毎日新聞)
「問題行動・不登校調査」については、不登校だけでなく、いじめや暴力行為の調査についても問題があります。
■中国地方初 公立の不登校特例校「学びの多様化学校」開校へ 岡山・美作市(瀬戸内海放送)
新しい建物を作らず、既存の役所内に開設する事例が増えつつあります。つまり開設にあたっては「教育課程」がポイントだということです。
学校間接続
■大分県立高校の入試制度「全県一区」 検証委員会が答申を来年度に先送り 受験倍率の低下背景に(大分放送)
■入試制度「変えるべき」 高校再編で知事見解 富山県総合教育会議(北國新聞)
一般的に言えば、全県一区の入試制度にすると「ムラを捨てる教育」を加速させるので、長い目で見れば大分は衰退します。目先の利害につられて制度をいじると、教育の本質を損ないます。
学校
■「刈谷高校附属中学校」内部公開 特徴は“壁” 明和などほか3校も4月から 来年は7校が開校予定「公立離れ」の歯止めとなるか?愛知(CBCテレビ)
■愛知で初めての県立中高一貫校 付属中学校の校舎と体育館を公開(メ~テレ)
三河地方ではこれまで国立中学(愛知教育大学付属)の受検は存在していたものの、この公立中高一貫校登場で状況は大きく「格差拡大に(良いことか悪いことかは別として)振れるでしょう。
■高校無償化 静岡県内も公立離れの可能性 私立の便乗値上げ動きも(静岡新聞)
「公共」性を基本的特徴としていた教育を「商品」化するということです。
■岐阜市に初の“小中一貫の義務教育学校”開校へ 9年間同じ学び舎で…進学時の不安解消にも期待 学校統廃合の流れにも新たな選択肢(CBCテレビ)
過疎化する地域には小中一貫の公立義務教育学校が増え、一方で都市部では中学受験を経る中高一貫の公立中等教育学校が増えます。格差が拡大しています。
■“初心者8割”の愛知・滝中学野球部 「考えて楽しむことがモットー」奇跡を起こした進学校の原動力(メ~テレ)
「奇跡」ではないかな。工夫と努力の必然の結果ということで。
■通信制高校の生徒を支援する”サポート校”JRが通学定期券の発売廃止?なぜ?【#みんなのギモン】(日テレNEWS)
JRはルール通りにやっただけで、問題の本質は文科省の姿勢・態度にあるようです。
■「バイト(職業体験)で単位」の高校 アニメビデオ見るだけなどカリキュラムの実体なくなり単位取得できず 知事「この様はなんだ」措置命令出す考え(山陰放送)
実態を見ないと個別事例について判断はできませんが、報道だけ見ていると安易な判断をした印象は拭えませんかね。
■新年度直前! 武蔵野東学園小学校を襲う教員大量離職と混乱人事に保護者から悲痛な声(文春オンライン)
金儲けの論理と教育の論理は両立しにくいのです。
高等教育
■定員割れ加速の私立大、「淘汰政策」に悲痛 「事実上の倒産必至」(毎日新聞)
何らかの効果を狙って制度を作っているわけですが、狙いの実現よりも副反応の方が酷いということです。
幼児教育
■背景に働き方の変化と保育士不足 最後の卒園式…進む「保育園」「幼稚園」の統合・廃止「保育士のなり手不足の解消に一定の効果」を期待(山陰放送)
実態があまりにも急激に変化しており、制度の方がついていけてません。