新学期の授業を実施しました。6月に実習に行くことが決まっているため、その先取りで春休み期間に補講を実施しております。
【本日の歩数】7878歩■自宅と学校を往復。
働き方改革
■採用控えた代償の重さ、この4月も担任がいない…「教員不足」を根本的に解決する方法 教員の基礎定数を改善する計画と財源確保を(education×ICT)
問題の根幹がよく分かる良い記事でした。2000年代の小泉改革(三位一体改革)の負の遺産がいかに甚大なものだったかがよく分かります。
■「部活動主事」正職員で採用へ、全市立中に2人ずつ配置…教職員の負担軽減(讀賣新聞)
教員免許が必須かどうかが気になったけれども、調べても出てこない。理屈上は、授業や学級担任を受け持たなければ、学習指導要領上の必須内容ではない部活動に携わるスタッフが免許を持つ必要はありません。
■茨城県教委 県立高校の部活動「上限時間超え特例」を来月廃止(NHK茨城NEWS WEB)
■部活動時間の上限超過を認める特例廃止へ 茨城県、平日2時間まで(朝日新聞)
実際の運用がどうなっているか、というところ。
ICT
■『桃鉄』にマップエディット機能「マイ桃鉄」実装!?ただし教育版向け。実は全国の小学校の3割強が導入済みな『桃鉄 教育版』が切り開くゲーム+教育という新たな地平(Game park)
■『桃鉄 教育版』導入校が12,300校を突破――自分だけの駅をつくれる「マイ桃鉄」機能を追加(こどもとIT)
いい塩梅に各方面に展開している様子です。
■いま大学生は授業中に「スマホで何をしてる」のか?現役教授が学生に調査してわかった「実態」(現代ビジネス)
スマホがあろうがなかろうが、授業に集中できない学生は集中できない(教員のせいか学生のせいかはともかく)、というところかと。
インクルーシブ教育
■小学校の人気者が、中学で孤立もーー46%がいじめを経験する「発達障害の子どもたち」の苦悩 周囲の大人は何ができるか(東洋経済ONLINE)
心理学的な知見が蓄積されていくのは構わないんだけれども、本質的な問題は、社会性・社交性をこんなに高度かつ過剰に要求されるようになった現代社会のありかた自体だと思います。農耕社会や工業社会なら真面目な働き者として重宝されていましたよ。
学校
■高校教科書、生成AIの記述急増 1点から48点に リテラシー育成意識(毎日新聞)
■高1教科書検定、生成AIのリスク記述が1点から48点に急増…「ディープフェイク」図解も(讀賣新聞)
■ほぼすべてにQRコード=生成AI、情報モラル記述―高校1、2年の教科書検定・文科省(時事通信)
■高校教科書の検定結果公表 「生成AI」紹介する記述増加(NHK)
■“高校教科書”の検定結果公表 「公民」では「日本はなぜ核軍縮に消極的なのか?」を修正 「情報」や「家庭科」で生成AIへの懸念点を多数記載(TBSテレビ)
■2026年度から全国の高校で使う教科書の検定結果公表 生成AIに関する記述も増加 闇バイトに関する注意喚起も 文部科学省(フジテレビ)
■来年4月から使用の高校教科書の検定終了 253点が合格 「生成AI」の記述増加(テレ朝news)
各報道で強調点が異なります。個人的にいろいろ思うところはありますが、英語の教え方に注文がついているところには注意しておきたいです。
■東京都内の手厚い子育て支援、4区で修学旅行無償化へ…給食や制服・学用品が無料になる区も(讀賣新聞)
名目は同じ子ども向けでも、「公共財の充実」と「ばらまき」との違いには注意しておきましょう。