【教育学でポン!?】2025年2月28日

実習巡回で茨城と栃木の県境あたりに行ってきました。
【本日の歩数】10400歩■筑西をうろうろ。

ICT

■横須賀市 教員の負担減へAI活用 自動採点や文章作成支援(タウンニュース)
CBTにすればもっと楽になると思います。

不登校

■名古屋で広がる「校内フリースクール」 2025年度から小学校5校でモデル実施スタート 中学校は市内全校に拡大 “学校に行く”“家にいる”以外の選択肢を…(中京テレビ)
岡崎市やつくば市で効果が上がり、急速に全国的に広がりつつある印象です。

■フリースクール利用料 長野県松本市が新年度から補助 不登校の子供を支援(市民タイムス)
自治体による「認証制度」と連動した補助金制度のようです。「教育を受ける権利の保障」という観点から考えれば、フリースクールも一条校に認めていく流れが一番いいのでしょうが、教育費の援助は現実的な次善策かもしれません。

学校

■約9割の保護者がPTA役員の活動に負担を感じている 明光義塾調べ「PTAに関する意識調査」(PR TIMES)
消費者マインドで学校に子育てを丸投げする当事者意識皆無の人にとっては、間違いなく意味のない組織でしょう。

■小中のこま数大幅超過、見直しを 年間授業計画で文科省が通知(共同通信)
地域ごとの特殊な事情があるはずで、数だけ見ても実態は分からないんじゃないの?

■休日出勤記録消去は「大変遺憾」 阿部俊子文科相、栃木の小学校(共同通信)
「遺憾だ」じゃなくて、こういうことが起きると極めて多くの人が予測して文科省のやり方を批判していたのだから、予測通りの事態が発生したことについて反省すべきじゃないのでしょうか。

■「無償化なら私立に行きたい」 高校の授業料無償化へ急加速 公立高校離れも加速するか…? ”公立志向”愛知でも高まる危機感(中京テレビ)
記事を読む限りでは、明らかに新自由主義的な「競争」への圧力が増している様子です。さて、実態がどうなるか。

■学校給食費の無償化に懸念 “質の良い給食”のための予算の見直しの必要性「1食単価を物価高に合わせて上げていかなきゃいけない」(TBSテレビ)
■北九州市立の小中学校の給食費を無償化へ 2026年度中の実現を目指す 費用は年間33億円か(福岡放送)
さて、給食に関わる数字の話については決着がつきつつありますので、ひきつづき「質」と「教育的価値」の話を詰めていきましょう。

■学校運営協議会委員への報酬未払い判明 総額144万円余 法解釈誤り「無償」と判断=静岡市(静岡放送)
まあ、分かりにくいのは確かなんです。報酬以外にもいろいろ。

■川崎市立学校 平日休み可「親子体験を」 新年度スタート「ホリスタ」(タウンニュース)
全国的に少しずつ増え始めている制度ですが、アプリで申請できるのは印象が良いです。

■日本式教育に“光”を当てる――題材は「日本の公立小学校」 アカデミー賞ノミネートを果たした山崎エマ監督が語る撮影秘話【NY発コラム】(映画.com)
こう振り返ってみると、教育ジャーナリストとしての経験がある世田谷区長の協力を得られたのが大きかったかもしれませんね。

■「高校再編考えていない」 生徒減少の奥能登公立高5校について 馳知事が石川県議会で明言(テレビ金沢)
まずは言質を得ました。

■本州唯一の村立高校 存続求める署名提出 山添村(NHK奈良NEWS WEB)
数字やコンプライアンスだけ考えれば厳しい状況ですが、状況を見守るしかありません。

幼児教育

■相続税の滞納で私立幼稚園が閉園へ 差し押さえられ公売に…不動産会社が落札 千葉・松戸市(日テレNEWS)
こんなことがあるのか。

教育全般(国内)

■学童保育に100人がすし詰め、職員はスキマバイトで募集…。状況改善に向け、東京都が打ち出す独自制度とは(47NEWS)
地域共同体が崩壊したのと、友達の家に遊びに行かなくなったのと、社会と文化が変わったにも関わらず、制度設計が追い付いていない。しかも公共施設に金をかけるよりも、家庭に個別に金をバラまいて消費マインドを促す政治家たち。

■埼玉最大級の子育て拠点、来春オープンへ 広大な敷地面積6千平方メートル 珍しい飲食専用スペース、公立幼稚園など入る複合施設 市内初の屋内遊戯場あり、気になる“デジタル遊具”とは(埼玉新聞)
同じお金をかけるなら、バラまきより、こういう公共施設を作ったほうが効果は高いのです。

■「駅が居場所だった」大学に馴染めない留学生…私たちが見た、国籍と文化の境界を超える方法(BUSINESS INSIDER)
そもそも「馴染む」と「境界を超える」は違う概念のような気がする。