【教育学でポン!?】2025年2月13日

突発的な事案対応と長い会議で終わった一日。
【本日の歩数】11667歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■教員の働き方改革 互いの業務把握、DXも推進 静岡伝馬町小、時間外勤務短縮に効果(静岡新聞)
養護教諭の感想がリアル。もっと普段から交流があっていい。

■部活移行 最善策探る つくばでシンポ 5市、取り組み紹介 茨城(茨城新聞クロスアイ)
大学生に頼る体制の脆弱性が浮き彫りになっています。この機会に社会人も含めて継続的にスポーツに取り組める体制を作れないと、持続しない気がします。

ICT

■先生たちは理解しているのか?教育現場のICT化で “個人情報漏えい” 相次ぐ 教諭は困惑「現場にやってみましょうと言うけれど…」専門家は指摘「手が回ってない可能性、研修が不十分」(チューリップテレビ)
そもそも「クラウド」は情報共有システムではない(一形態ではあるが)ので、記事を書いている人も本質を理解できていないのでしょう。

■小学校の体育授業にICT導入 児童がタブレット端末でハードル競技のフォームを改善〈宮城・石巻市〉(仙台放送)
体育はICTと相性が良いのです。

校則

■「体温の調整がしやすいし個性も表現しやすい」私服か それとも制服か 県立高校が『カジュアル・デー』実施 生徒が服装を自由に選ぶ3日間=静岡・三島市(静岡放送)
■学校に制服は必要?中学生自身が考える取り組み 私服でも登校できる期間設ける 香川・坂出市(瀬戸内海放送)
全国的にこういう取り組みが増えつつある印象です。

インクルーシブ教育

■同じ敷地に「小中高一貫」の特別支援学校、岐阜に全国初…環境変化が苦手な児童生徒の負担を解消(讀賣新聞)
教員同士の連絡もやりやすくなりそうです。

学校間接続

■「プレゼン形式」が増加、令和の“中学受験” 新タイプの入試増える背景は?(日テレ)
「コミュ力」重視の世の中に対応。

不登校

■千葉県内初、多様化学校4月開校 浦安市、不登校生徒の選択肢に 愛称はUMI(浦安で・未来を・彩る)(千葉日報)
既存の公共施設を活用するタイプです。こういうスタイルで設置する自治体が今後も増えていくでしょう。

学校

■私立まで“高校無償化”はアリ?公立離れの危惧も…「教育に多様性を求めるのであれば、公立高も残してもらいたい」(ABEMA TIMES)
全体的に新自由主義的に選択肢の拡大と競争を歓迎する論調で、公教育の充実という観点は希薄でした。

■このままでは日本の学校給食制度は破綻する!残った食材でまかないを作った調理員処分に思うこと、食品ロスはなぜ発生するのか?(Wedge ONLINE)
給食に関して現場が抱える複合的な問題について、経験を踏まえてリアルに語った記事です。原理的には、給食が「教育と福祉」が重なる領域であることに起因する問題です。

■生徒の職業選択への考えを幅広く 自分らしい生き方を実現して 名古屋市のキャリア教育(中京テレビ)
キャリア教育が現場に導入されてから幾星霜。成果に期待しましょう。

■「文系が寝ない理系の授業」の秘密 京大助教の母校での挑戦(朝日新聞)
参加型だと寝ない。

■超エリート校・浦和高校の校歌指導は「地獄の時間だった」 新入生を追い込む「伝統」に疑問の声(弁護士ドットコムニュース)
バンカラの伝統でしょうか。少なくとも共学ではあり得なさそうです。

高等教育

■「これ以上、学生を苦しめないでください!」 学費値上げの撤廃を求めて国立・私立95の大学など学生有志が国に要請書を提出 衆議院内の会議室に集い訴え 野党議員も(TBSテレビ)
受益者負担論のような雑な議論で切って捨てず、丁寧に考えていきましょう。

教育全般(国内)

■年々増加する“放課後児童クラブ”の利用者…利用料の負担軽減・開所時間の延長など支援へ「子育て支援をより強力に」(新潟総合テレビ)
各家庭にバラまくよりは、こうやって公共的な施設の充実にお金を使うのが正道です。