【教育学でポン!?】2022年12月4日

根津美術館で開催された特別展「将軍家の襖絵 屏風絵でよみがえる室町の華」を観てきました。根津美術館はお庭も素敵なのですが、なんと12月に入ったというのに緑の葉がけっこう残り、紅葉の盛りに至っておりませんでした。いかに今年の11月が暖かかかったかが分かります。
【本日の歩数】13580歩■根津美術館の庭を散策。

働き方改革

■財務省vs文科省、財政制度等審議会「教員の量と質」を問う教育予算の行方 日本の教員数は「他国と比べて充実」は本当か(education×ICT)
現場の教師たちが歯を食いしばってもちこたえているので、なんとかなっている状況です。財務省の言うことを真に受けると、公教育はあっという間に崩壊します。

■時代に合わせた授業改革もカギ、多忙でも17時に帰る「公立教員の時短術」 保護者対応も凄い「庄子寛之流マインドセット」(education×ICT)
とても参考になりますが、これをそのままそっくりマネしてもおそらくうまくいかないので、自分に合った自分なりのやり方を見つけていくことが大事なのでしょう。

■「雇い止めは不当だ」東海大の非常勤講師が“異例の”ストライキ実施へ 静岡キャンパスで12月5日と9日(SBS NEWS)
やはり制度として欠陥があります。「雇い止め」にペナルティがないと、今後も同じことが続きます。

■長与町立中「学校から休日部活指導をなくす」 地域移行へ 来年度初めに完了(長崎新聞)
各地で制度の具体化が進みます。進んでいる自治体と遅れている自治体で、格差が拡大している印象です。

学校間接続

■長野県立中高一貫校の入試問題、難しく…時間も足りず… 記者が適性検査Ⅰに挑んでみた(信濃毎日新聞デジタル)
時間との勝負になるのは、あまり好ましくないように思いました。

学校

■女子新御三家の吉祥女子、「脱・進学指導」が生徒主体の決断と自立を促す訳 理系・文系・芸術系も…多様な進路支える教育(education×ICT)
学校教育法施行規則第73条の標準時数よりかなり多めの授業時数が設定されていて、中二の三学期には中学カリキュラムは全部終わるような感じです。

幼児教育

■保育士1人で4歳児30人の重圧 変わらない配置基準、現場に絶望感(朝日新聞DIGITAL)
待機児童ゼロを優先した結果、保育環境が犠牲になっている印象です。

■【速報】園児への暴行容疑で元保育士3人を逮捕 静岡・裾野市の保育園虐待問題で=静岡県警(SBS NEWS)
今ある情報だけでは園の状態がどうだったかが分かりませんが、そうとう異常だったように推測せざるを得ません。

教育全般(国内)

■大人になった「ビリギャル」が悟った受験する意味 勉強って「自分のため」にするものじゃない(東洋経済ONLINE)
そうそう、基本は「一人はみんなのために」の精神です。だから大人はよってたかって子どもの教育に関わるべき(こちらは「みんなは一人のために」)なんです。親と学校だけに任せていては、おかしなことになります。

■高校で猛勉強してもつまづく「世紀の意味や赤道がわからない」小中学校で身に付ける一般常識の重要性(よろず~)
どちらかというと学校の勉強というより「文化資本」の話でしょう。