【教育学でポン!?】2022年8月1日

暑いから外に出ない。
【本日の歩数】1464歩■引きこもり。

働き方改革

■中学総体の陰で忙殺される教員たち 負担軽減と生徒のやりがい、どう両立? ブカツは今 かわる運動部②(京都新聞)
■“指導者捜し”など課題山積も…文化部の部活も地域に移行へ【ネタプレ社会部】(イット!取材部ネタプレ)
「部活動の指導がしたくて教員になった」という意見は、気持ちは分からなくもないですが、根本的には勘違いです。

■東北の公立小中高校で教員の欠員深刻 全体の1割の306校で計335人不足(河北新報)
教育委員会が「代替講師の不足」を言い訳にするのは見苦しいです。もっと根本的な原因に気がついていないわけがないでしょうに。

ICT

■高校「情報I」の必履修化、保護者の認知度は? アドビ、高校生と大学生の保護者対象にデジタルリテラシー等の意識調査を実施(こどもとIT)
保護者世代と現役世代の意識ギャップは激しいかもしれません。

■公立高初「eスポーツ部」で技磨く 宮城・一迫商高 チーム組みスマホゲーム(河北新報)
今はまだ珍しいですが、急速に増えそうな予感もします。

夏休みの宿題

■“戦前の本誌”も指摘! 夏休みの「自由研究」は必要なのか!=ライター・堀和世(エコノミストOnline)
前例踏襲で続いているだけで意義も目的もありませんから、今のままなら廃止していいでしょう。どうしても続けたいなら、学習の目的と手段を丁寧に指導する時間を確保するべきです。

体罰

■なぜ部活動の暴力はなくならないのか? 背景に指導者個人の資質と過度な勝利至上主義(AERA dot.)
この分野で長く仕事をしているライターの記事で、問題点が整理された上で、具体的な事例が挙がっており、分かりやすいです。

学校

■高校の「探究学習」 地域と連携必要 茨城・東海 学生や教職員議論(茨城新聞クロスアイ)
学校や教員のカリキュラム編成能力が問われます。単に授業がうまいだけではダメ。

■小中校の統廃合加速 福島県内の今年度学校数595校 過去5年で74校減少(福島民報)
■神奈川の三浦市立小統廃合でアンケート 保護者が反対する理由(カナロコ)
福島一県内5年で74校消滅は衝撃の数です。これまでの学校概念による制度設計ではもう立ちゆかなくなってきています。抜本的に「学校」の形そのものを根底から考え直す時期に来ています。

教育全般(国内)

■「お前は誰の子だ?」教員3割が知らぬ「子どもの権利」親が陥りやすい「権利侵害」(現代ビジネス)
とても大切なことを言っている記事です。

■子どもの学力は貧困の影響が大きい?親ガチャより国ガチャになりつつある理由 公的な教育への支出が少ない残念な日本(LIMO)
客観的な数字で出ちゃってます。

■「よく考えなさい」「読解力を付けなさい」よりマシな忠告をするために…テストの誤答に注目して気づいた“子育てのヒント”(文春オンライン)
要は、単に正解不正解ではなく、「基本的な概念」を理解できているかどうかが大切、というところ。認知心理学の成果が具体的な実践に降りてきている本のようです。

■日本語学校、国の認定制で水準確保…教師に国家資格創設(讀賣新聞オンライン)
教育公務員は国家資格じゃないけど、日本語教員は国家資格。