【教育学でポン!?】2022年7月30日

板橋区立美術館「2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」から港区立郷土歴史館「Life with ネコ展」をハシゴ。
【本日の歩数】7931歩■高島平から白金へ。

働き方改革

■先生はスーパーマンじゃない。――なぜ、学校はすごく忙しくなったのか?(Yahoo!ニュース)
事実としてはその通りで、そしてその背後には新自由主義によって社会全体が教育を放棄し、学校がサービス業化したという根本的な状況があります。

■1年目の非正規教員が「自己流」で教壇に立つ異常、初任者研修すら受けられず担任を持つ教員たち(東洋経済ONLINE)
臨時採用という制度自体がそもそもイレギュラーなはずですが、実際の運用は極めて異常です。もはやイレギュラーということを前提しておりません。

■教員の事務補助「スクール・サポート・スタッフ」が半減 学校現場の負担重く 姫路の公立校(神戸新聞NEXT)
本来なら正教員の数を増やすべきところ、代替のサポートスタッフで回していたのに、それすらも減らされるという現実。

ICT

■東大「メタバース工学部」が9月に開講…女子中高生向けの講義も検討(讀賣新聞オンライン)
未来が来ています。今後、一般的な学習塾も含めて、こういう形態が増えるでしょう。

■【子どもの習い事】人気「プログラミング教室」の“2つのタイプ・費用・身につくスキル”って?実体験でわかったこと(うれピア総研)
実は現役の大学生たちにはピンと来ていない様子です。10年後に差がつくのか。

夏休みの宿題

■自由研究って何すればいいの!?現役小学校教諭直伝「テーマの見つけ方」3つのポイント(saita)
■子どもたちを悩ませる“自由研究” テーマ決めのポイントや調べ方を聞く(TOSオンライン)
本来なら授業の中で自由研究の目的と方法を丁寧に指導し、その後で子どもたちが取り組むべきなのですが、そのプロセスをすっ飛ばしているので子どもにも保護者にも「?」となっております。

いじめ

■いじめ防止法を知る子は1割…「国のいじめ対策」で子どもを救うことができない根本原因 相談窓口はスマホのフィルタリングでブロック(PRESIDENT Online)
いじめを減らすために、大人がやれること、やるべきことはまだまだたくさんあります。

体罰

■サッカー部問題の秀岳館高、報告された53件の「暴力行為」→「本来は『暴行罪』で捜査すべき事件」夜回り先生が指摘(まいどなニュース)
社会で許されないことが学校の中では許されてしまう。その背景には「子どもの人権」に対する、あるいは「人権」そのものに対する無理解と無関心があります。

学校

■リコーダーがきっかけ!? 岡崎体育が“自分に音楽の才能がある”と気づいた出来事(ananNEWS)
これは良いエピソードを得ました。今後の教育学の授業で「どんな授業も役に立つ」ことの証拠の一つにします。

■『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状(文春オンライン)
個人的には、言葉の背景にあるべき「豊かな経験」が欠如している印象が強いです。

■子どもがロッカーで座りたがって大変 → 保育士「座ってもいいロッカー」はどうか? 考案した先生に話を聞いた 「子どもたちの『やりたい!』という興味・関心を本来は邪魔したくない」と語ります。(ねとらぼ)
これは保育園の話ですが、小学生は掃除道具入れに入りたがりますね。