【教育学でポン!?】2022年6月25日

猛烈な暑さでした。
【本日の歩数】4822歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■職能開発や挑戦ができない、多忙な教員「自転車操業」の悪循環を断ち切るには なり手がいない最たる原因は「働き方の問題」(education×ICT)
個人的には、臨教審以来の新自由主義によって「教育の商品化」が進められたことが決定的な原因だと思っています。そして「教育の商品化」によって荒廃させた公教育を、「教育の商品化」が乗っ取ってやろうというマッチポンプ。

■中学校の部活動が変わる「地域への移行」モデル校から見えてきたメリットと課題【岡山】(RSK山陽放送)
全体的な方針が決まり、各地域で具体化の段階に入っています。

■神戸除く兵庫の公立校、小中教員168人不足 産休、病休も補充なく(毎日新聞)
厳しい現実です。

COVID-19

■「私語禁止」で3年ぶり再開の水泳授業、実技やめる中学校は「女子は学校でのプールに抵抗ある」(讀賣新聞オンライン)
水泳が学習指導要領で必修になっていることを授業で話すと、少なからぬ学生が驚きます。実技をやっていない学校は、けっこうあります。

学校

■新学習指導要領の学習評価「3観点」を活用して主体性を育成、脱・証拠探しへ プレッシャーが呼ぶ「えんま帳」「細切れ評価」(education×ICT)
「形成的評価」の意義について本質に触れてきている記事でした。実は「学習評価」の在り方こそが教育の質を規定するのですが、このあたりの事情が一番世の中と共有できていません。

■小中学校の給食費、4カ月間無償に 物価高騰対策で所沢市 保育園などに運営費補助も 29日議決へ(埼玉新聞)
税金はこういうふうに使うためにあります。

■学費「年間900万円」だが…日本初上陸の“国際エリート輩出校”、合格者の意外な素顔(幻冬舎GOLD ONLINE)
良いことか悪いことかは別として、新自由主義者が目指す「教育の商品化」がここまで進んだということでもあります。

教育全般(国内)

■「全国が注目する広島県の教育改革」民間出身の平川理恵教育長は何を変えたのか(FNNプライムオンライン)
トップが変わると組織が変わるという典型例です。

■テンプレ型の教育で増えた「いい子症候群」の若者 「最近の若者は…」と嘆く前に大人がやるべきこと(education×ICT)
仮にこれが事実として、教育のせいですか? 個人的には、新自由主義によって現出した競争圧力に対する過剰適応のように思えます。

■子どもの「考える力」を育む「モンテッソーリ教育」が、家庭でもできる!…まずは「食べる」ことから始めてみよう(まいどなニュース)
確かに、いわゆる「教具」等を使わなくても、エッセンスさえ心得ていれば、同じような効果を挙げることはできます。逆に言えば、エッセンスを心得ていない場合は、表面だけ形式的に真似ても意味がありません。