【教育学でポン!?】2022年5月15日

関東私立大学の教職課程に関わる会議と研究会に参加して、いろいろ勉強になりました。
【本日の歩数】5439歩■自宅と大学を往復。

働き方改革

■PTAの「外注」コスト増でもメリット多すぎる訳、「活動の精査」がポイント 保護者の負担、時間もストレスも大幅減の実際(education×ICT)
「公共性」という観点から、保護者や教員だけでなく社会全体で子育てを担っていくと考えると、「外注」も問題なく視野に入れていいでしょう。社会全体で担える仕事をアウトソーシングできれば、保護者と教員は本来やるべきことに力を注げます。

ICT

■「ICTが進む学校や教師」を批判する日本の問題点、広がる格差との向き合い方 「無理なく」が最良、効率的なICTの取り入れ方(education×ICT)
ですね。平等は大切ですが、それは「単なる横並び」ではありません。格差の拡大は望ましくないことですが、それは頑張っている人の頭を押さえつけて止めることでもありません。

いじめ

■小学校の「いじめ」認知件数が大幅増加 暴力行為も多発…市の協議会で報告(島根・松江市)(さんいん中央テレビ)
「認知件数」が増えていること自体は、まったく問題ないというか、むしろ良いことです。本当に大切なことは、いじめを可視化し、解決に向かうことです。認知件数を減らしたいばっかりに隠蔽することがあっては本末転倒ですので、どんどん認知件数を増やすことを奨励する方向でいきましょう。

不登校

■全中学校の設置目指し、岡崎市が校内フリースクール「F組」を増やす訳 長期欠席者の増加率抑制、減少傾向の学校も(education×ICT)
実際に成果が出ているということであれば、注目の取り組みです。成功の理由がどのあたりにあるのかは複合的でしょうが、教室の人口密度が減るだけで居心地はぐんとよくなります。

学校

■コロナ禍で3年ぶり「夜間中学」新入生の歓迎集会 大阪市の統廃合計画に存続支援の訴えも(ABCニュース)
統廃合に関しては、コスパを重視するあまりに大切なものを見失う傾向にある人たちがいる気がします。

教育全般(国内)

■中学教師の覆面座談会「派手な髪色の子を”戻す方へ導く”のが立派な指導者なのか」(PRESIDENT WOMAN)
マスコミ報道からは見えない角度から本質を突いてきている、いい記事でした。

■コロナ禍で親の収入減、学びの機会失われ…「子どもの教育格差なくせ」無料のオンライン塾始動(神戸新聞NEXT)
頭が下がります。本来なら税金を使って公教育の範囲でなんとかするべき課題ですが、公教育を潰そうと頑張った人たちのおかげで如何ともしがたい状況になりつつあります。

■映画『教育と愛国』公開 上映の映画館で監督と政治学者によるトークイベント開催(MBS NEWS)
東京ではシネ・リーブル池袋で上映中の模様。