【教育学でポン!?】2022年4月7日

たくさん授業動画を作りました。
【本日の歩数】5581歩■自宅と大学を往復。

働き方改革

■迷走する教員政策:研修履歴の管理で事態はよくなるのか?(妹尾昌俊)
自分たちの誤りを絶対に認めないという、いわゆる「官僚の無謬性」の悪いところが徹底的に出ている事案です。本当に研修が大事と主張するなら、まず政治家や官僚のみなさん自身の研修を率先して義務化して、その効果を実感してから話を始めていただきたいところ。

■日本でも部活指導員に支払われる報酬 指導者報酬の金額を米国は誰がどう決めるのか(THE ANSWER)
アメリカならではの仕組みで、そのまま日本に導入することは難しそうですが、参考ということで。

校則

■【ブラック校則】私立学校は子どもの権利が軽視されたままで良いのか?(室橋祐貴)
校則も含めて、公立学校は問題が表面化するだけまだマシで、私立学校では問題が隠蔽されたままのことがあります。それを踏まえて、ネット上の公立学校叩きは志願者獲得を狙う私学関係者や受験産業のステマと疑ってかかるのがよいでしょう。

学校

■高校の金融教育は「習うより慣れよ」? “株式会社”設立で目指す「地域活性化と起業家精神の育成」(ABEMA TIMES)
まさに「社会に開かれた教育課程」の好事例でした。

■PTA参加者の「男女の偏り」を引き起こしている「そもそもの要因」 「平日昼間に強制参加」というハードル(現代ビジネス)
PTAに限らず、主婦の存在を前提とした活動は破綻します。

■新たな歴史へ決意 茨城県内の統合新設校 開校式や始業式(茨城新聞クロスアイ)
「義務教育学校」が具体的にどういう実践を積み上げていくか、注目しましょう。

教育全般(国内)

■0歳から保育所に預けるのは「母親失格」なのか…悩む親に小児科医が語る”保育のすごい効用” 「保護者が仕事に専念できる」以外のメリットがたくさんある(PRESIDENT Online)
記事内でもしっかり指摘されているとおり、実母が実子の世話をもっぱら負担するようになったのは極めて最近の話に過ぎず、母親以外の関わりが非常に多かったことが知られています。

■小6の6.5%「家族世話している」 ヤングケアラー初の児童調査(毎日新聞)
実質的には児童労働ですが、賃金労働ではないために表に出てこない領域です。一方、高度経済成長期あたりまでは、子どもが子どもの世話(いわゆる子守)をするのは日常的な風景だったことも想起しておいていいかもしれません。「子どもと労働」の関係をどう考えるのか、教育と福祉とが切り結ぶ領域の重要な問題です。

■首都圏の私立大、自宅通学が67%…「地方からの進学が難しくなっている可能性」(讀賣新聞オンライン)
地域間格差が拡大しています。というか、東京だけ異常。

■浦和学院・森士前監督が理事長のNPO、BC埼玉らタッグで「こども食堂応援プロジェクト」(日刊スポーツ)
素敵な取り組みです。

■小学校給食ピンチ 業者、配送車確保できず 東大阪市が契約解除(毎日新聞)
公共事業の入札制度にまつわる弱点が如実に出てしまった事案のようです。だからといって民間に任せれば解決するという話でもないのが難しいところ。丁寧に仕事を進めていかなければいけません。