【教育学でポン!?】2022年4月6日

ワクチン接種から48時間、さしあたって副反応らしき倦怠感もなくなって、ばりばり仕事復帰。
【本日の歩数】7192歩■自宅と大学を往復。

働き方改革

■「一層若者が来なくなる」現役教員から懸念も…文科省、全新任教員に「特別支援学校で複数年経験」求める通知(ABEMA TIMES)
特別支援学校に勤めている教え子がいて、とてもやりがいがあると張り切って仕事をしているのですが、それは専門性が実際の仕事に活きているからかもしれません。

校則

■「下着の色を指定しない」に1年…「校則改革」のコスパが悪すぎる 生徒と教師への大きな負荷(現代ビジネス)
そもそも学校には「コスパ」という概念なき故。

ジェンダー

■半世紀親しまれた学校ジャージー一新 開校47年で初、男女平等観点 四街道・千代田中(千葉日報)
■ジェンダーレス制服、男女兼用ブレザー導入「スラックスは経済負担減」(岐阜新聞Web)
■男女同じブレザーで!ジェンダーレス制服で入学式(長野朝日放送)
長い人類の歴史を全世界的に振り返ってみれば、女子がスカートを着用するという習慣のほうが変ではあります。

学校

■少子化による再編で新たな学校が誕生 富山市の水橋地区「三成小学校」と八尾町「八尾中学校」(富山テレビ)
■9年間一貫で…長野県4校目の義務教育学校スタート【塩尻市】(日テレNEWS)
■宇和地域の6小学校を「1校に」 西予市再編検討委が答申 2032年度前後めどに(愛媛新聞)
■東部の5校統合で新小学校開校 小中一貫教育もスタート/岩手・紫波町(iBC岩手放送)
■大豊町に小中一貫の義務教育学校 開校式(RKC高知放送)
■新しい校歌を披露 新たに開校した富岡小学校と富岡中学校(福島NEWS WEB)
「義務教育学校」という新しい形の学校が全国に続々と誕生しつつあります。少子化に伴って既存の小中学校が統廃合されて、代わりに義務教育学校が誕生しているわけですが、今後の具体的な展開に注目です。

■いずれも進学校…愛知県が県立高校4校の『附属中学校』新設を検討 中高一貫の公立校実現すれば東海3県初(東海テレビ)
上記「義務教育学校」とは違う理屈で、「中等教育学校」という新しい形の学校が全国に続々と誕生しつつあります。義務教育学校が少子化に悩む地域問題の解決策として期待されている一方、中等教育学校(特に公立)には広域的に学歴エリートを集めて高難度カリキュラムを実現しようという意図が込められています。つまり、良いことか悪いことかは別として、教育格差を意図的に拡大するよう、学校システムは改造されつつあります。

■東北初 不登校特例校が富谷市に 柔軟な教育課程〈宮城・富谷市〉(仙台放送)
一条校でありながら、学習指導要領に縛られない柔軟なカリキュラムが組める制度です。まだまだ数は少ないものの、いくつかの学校の先進的な取り組みが注目を集め、全国的に少しずつ増えつつあります。

■PTAの全国組織から異例の退会検討 京都市P会長「もっと負担減らすために」(大塚玲子)
この勇気のある決断が「終わりの始まり」となるか。

■高校入学式直前、制服届かず 都教委、私服容認など依頼―東京(時事通信)
■入学式なのに「制服届かない」 都立高校68校などで“被害”(TBS NEWS)
■「制服が届かない!」入学式直前、SNSに悲鳴続出 納品遅れで販売会社が謝罪…都教委が特別対応へ(J-CASTニュース)
楽しみにしていた新入生には酷な状況で、かわいそうです。しかし視野を広くしてみれば、制服に限らず全般的に「モノ不足」が顕著になりつつあります。

高等教育

■大学ファンド制度「大学間の分断作る」 教職員グループが反対(毎日新聞)
海外の同じような制度ではOB等による潤沢な寄付金が支えになっているのですが、日本には寄付金の伝統がありませんので、マネしようとしてもいろいろ無理が出ます。

教育全般(国内)

■コロナ禍でも小中学生の学力に“変化なし”…低下しなかった理由を調査した文科省に聞いた(FNNプライムオンライン)
うーん、データはデータとして客観的に理解して、確かに「変化なし」だと判断できるにしても、その理由を解釈・推論する段になると考え方は様々で。たとえば「幼児教育の貯金が活きた」とか「学校の活動自体を頑張っても怠けても、実は結果は変わらない」とか、ストーリーは千差万別に描くことが可能です。

教育全般(海外)

■思い出のランドセル、アフガンの友へ 学校通えない、女子の教育制限…「現地の子を笑顔に」 卒業式終えて続々と集まる(南日本新聞)
喜んでもらえるといいですね。