【教育学でポン!?】2021年12月1日

大切な仕事にひとつ決着がついた気がした一日。
【本日の歩数】8145歩■自宅と学校を往復。

働き方改革

■教員の給与を改善しなければ、優秀な人材を教育現場に集めることはできない(Newsweek)
専門的なことを言えば、これまでまかり通ってきた「教師聖職者論」が通用しなくなり、「教師労働者論」で考える必要があると整理できます。

■未経験競技の部活動顧問に…学校の先生の苦悩 私生活犠牲「心を壊す寸前」(福井新聞ONLINE)
部活動については、中体連と高体連の運営と体質にメスが入らないと、根本的に解決しないような気はします。

学校

■「腸が煮えくり返る気持ちに…」山梨県“女子中学生髪切り事件”の被害者が思いを明かした 「『臭い』とからかわれるのが嫌だ」といじめを訴えたところ…(文春オンライン)
■中学2年女子が教師に工作用ハサミで髪を切られ…裁判所が損害賠償を命じた理由とは 山梨県“女子中学生髪切り事件”1審判決(文春オンライン)
司法の判断はともかく、基本的には学校が「憲法に保障された人権を侵害しても、子ども相手なら許される場」になっていることの問題です。

■根強い男女の格差 ジェンダーギャップを植え付ける学校の「隠れたカリキュラム」 子どもたちに大きく影響(カンテレ ※映像あり)
「隠れたカリキュラム」という概念を得ると、世の中のカラクリが急に見えた気分になれます。

■福島に「夜間中学」24年度開校 福島県内の公立初、市が設置へ(福島民友新聞)
教育機会確保法の制定以来、全国的に夜間中学の開校が進んでいます。

■三重大学に労基署が是正勧告 教員が法人職員になったのに残業代が公務員規定の給与の4%のままだった(CBCnews ※動画あり)
国立大学法人化の影響がこんなところに。

■新宮と新翔は検討に着手 年度内にも県立高校再編計画策定(AGARA)
高校の統廃合は、地域そのものの崩壊を懸念する小中学校の統廃合とは違って、一般的には地域間の力関係の調整が厄介そう。

教育全般(国内)

■「親の義務」から「社会の責任」へ 子育て先進国・フランスに学べ(WEDGE)
日本でも、もともと子育ては共同体全体の責任でした。しかし伝統的な共同体が解体したにも関わらず、自由な個人の結合体としての「社会=society」が成熟していないので、どうしていいか見当がつかないのです。

■日本大学「田中理事長逮捕」、大学のガバナンス欠如は文科省の責任だ 理事長になればやりたい放題を放置(現代ビジネス)
教授会の力を弱めようと努めてきた結果が、これですよ。