【教育学でポン!?】2021年10月16日

学園祭の準備で、キャンパスが異空間になりつつある。
【本日の歩数】6408歩■自宅と大学を往復。

ICT

■「オンライン授業の高すぎた壁」現場の悲痛な叫び コロナ禍で露呈「GIGAスクール構想」が不安な訳(東洋経済ONLINE)
現状を概括している記事で、新しい知見はまったくありません。こういう類の記事は、定期的に表面化して人の目につくことに意味があります。

COVID-19

■親と料理をしたことがない、絵本を読んでもらえない…コロナ禍で広がる「学力格差」の“意外な要因”(現代ビジネス)
基礎概念をしっかり押さえている記事です。一般的には経済的資本の格差だけに注目しがちですが、教育学は、文化資本や社会関係資本が極めて重要な事実を明らかにしてきました。

校則

■下着の色・柄に規定は15校、頭髪の地毛証明88校 埼玉県教委が校則調査 時代の進展踏まえ「見直しを」(埼玉新聞)
トップダウンで物事を進めるだけでは、「喉元過ぎて熱さ忘れる」になりがちです。

学校

■福島、安積、会津、磐城が2022年度から単位制に 福島県立高改革(福島民友新聞)
実質的にはエリート養成を志向する複線制への切り替えです。公立中高一貫校の制度化から、全国的な流れです。

■鳥取・米子市 美保地区小中学校 統廃合方針決まる(BSS山陰放送)
3~4の小学校と1つの中学校を統廃合して「義務教育学校」を新しく建てるのは、全国的な趨勢になっています。これまでの学校の常識が大きく変わりつつあります。

教育全般(国内)

■「ブラック部活」に苦しむ生徒と教員、データで示す驚きの実態とは(DIAMOND online)
地道で粘り強い研究と活動が実りつつあり、同学の士として頭が下がります。ただ、抵抗勢力はそうとう手強いでしょう。体育会系の絆と連携と鈍感力は侮れません。

■「森のようちえん」が大注目の理由――泥遊びや火遊びは子どもを「人間」にする 【短期連載】「森のようちえん」レポート1(現代ビジネス)
■いま注目の幼児教育「森のようちえん」では、子どもの中の何を育てているのか(文春オンライン)
森のようちえん、注目しましょう。

■「子どもの自殺」増加でニーズが高まるチャット相談…立ち上げた大学生が考える課題(現代ビジネス)
言葉の端々に心がこもっているように感じました。こういうふうに頑張っている人がいるということを知るだけで、勇気になります。

■集団行動が取れない、座って授業が受けられない「小1プロブレム」の原因とは?(TOKYO MX)
小一プロブレムの話よりも、ユニークな保育園の取り組み実例の方が興味深い記事でした。

■学校の先生も苦戦!子どもの“生涯所得”に直結する英語教育、親がすべき行動パターン(週刊女性PRIME)
根拠もなく不安を煽る系の記事でした。親が英語教育をそんなに頑張る必要はありません。