【教育学でポン!?】2021年6月19日

土曜日も授業の準備。研究室の居住環境を良くしたので、そこそこ作業が捗る。
【本日の歩数】4317歩■自宅と大学を往復。

ICT

■産学官連携も開始「小金井スタイル」でGIGA牽引 小金井市、東京学芸大・NTT Comと協定締結(education×ICT)
思いかけず「Agency」というキーワードが重要な位置を占める記事でした。しかし概念の内実は説明されず、分かったような雰囲気で進んでしまいました。

■全授業オンライン「超難関ミネルバ大」の最強戦略 多様性がなく富裕層クラブ化する米名門大学(education×ICT)
■高校中退「UWCから米ミネルバ大」の日本人の素顔 片山晴菜さんを変えた偏差値教育への疑問(education×ICT)
■日本の高校・大学に広がる「米ミネルバ式」思考法 リクルート提供、清泉女子大は再編集して導入(education×ICT)
既存のシステムが現実に追い抜かれていく様子が伺える記事でした。が、既存システムの抵抗もしばらく続くでしょうし、これだけ提灯記事のような感じのが連続するとステマも疑ってしまうという。まあ眉に唾をつけつつ、推移を見守りましょう。

校則

■ブラック校則はなぜ存在する?弁護士が校則指導をやってみて感じたこと(神内聡)
基本的な姿勢については気になりませんが、教育に関しては少々勉強不足な印象を受ける記事でした。「学校の目的」については教育基本法と学校教育法に定められている通りでよろしくお願いします。特に「学力」に関しては学校教育法第30条第2項に依拠して議論を進めていただければ、筆の運びもそこそこ変わってくるように思います。

学校

■公立小で初「異年齢クラス」を導入 学年を超えて「筆算のやり方」教え合う姿も(AERA dot.)
具体的にはイエナプランの記事でした。ところで福山にはいろいろな教育課題が山積みだったように記憶していますが、どうなっていますでしょうか。

教育全般

■世界トップ10に選出、立命館小の正頭英和教諭に聞く㊤「英語を話したくなる授業とは」(みらのび)
■立命館小の正頭英和教諭に聞く㊦「ゲームも勉強。失敗とやり直しをする経験が学び」(みらのび)
まず楽しそうなのがいいですね。おもしろい話でした。

■「挫折に弱い子ども」と「強い子ども」の決定的差 「説教」や「叱る行為」は子どもの成長に必要ない(東洋経済ONLINE)
口先だけの人ではなく、実際に成果を挙げた人の言葉なので、重みがあります。ちなみにこの記事で「相手に求めない覚悟」と名付けている概念を、私は「忘却力」と呼んでいます。子どもに裏切られてもすぐに忘却できる力です。

■「#教師のバトン」「不登校」…教育の現場で叫ばれる大きな課題(TOKYO MX ※映像あり)
制度が現実に追い抜かされている様子が分かる記事でした。