【教育学でポン!?】2021年3月31日

「#教師のバトン」は延焼していました。文科大臣の発言が、昨晩のうちに燃料になったようです。

文部科学省

■「12時間労働は当たり前」「残業代なし」 文科省主導のハッシュタグ「教師のバトン」に現役教師から窮状を訴える声相次ぐ 文科省の受け止めは?(ねとらぼ)
■「#教師のバトン」に過酷な勤務実態訴える声あいつぐ 萩生田文科相「戸惑いも感じています」(弁護士ドットコムニュース)
■「自分の子どもには絶対教員になってほしくない」 文科省の「#教師のバトン」に教員たちが悲痛な声を寄せた理由(キャリコネニュース)
■大誤算「#教師のバトン」に現役から“悲痛な叫び”(テレ朝news)
■イイ話待ってたら…文科省「#教師のバトン」に過酷な現実の投稿続々(朝日新聞DIGITAL)
今のところ文科省だけが槍玉に挙げられて血祭りにされているようですが、教育学を学んだ専門家の目から見ると、日本社会全体が共犯者ですね。特にマスコミのみなさんは学校や教師を無闇に叩いて無用な憎悪を掻き立ててきた張本人でしょうに、反省している様子はまったくありませんね。

■4月から学校の先生になるかたへ 仕事を進めるヒント #教師のバトン(妹尾昌俊)
まあまずはできることからやっていくしかありません。私も明日からネジをまき直して頑張ろう。

校則

■「男女一緒の体育館で下着の色をチェックされる」 理不尽な“ブラック校則” 福岡での実態は?(テレビ西日本)
こうやって教師だけを槍玉に挙げている限り、問題は永遠に解決しないわけですよ。まずは教師を縛っている理不尽なルールを撤廃するところからです。

学校

■豊岡市の3小学校で閉校式(ラジトピ)
■松江市 明治6年開校の大谷小学校で閉校式 新年度からは9年制の「玉湯学園」へ(日本海テレビ ※映像があります)
■大好きな小学校で作詞 139年の歴史に一旦幕…全校児童5人の小さな卒業式【高知発】(高知さんさんテレビ)
おつかれさまでした。

■ひっそりと咲き誇る桜 三和町の旧3小学校で(両丹日日新聞)
人がいなくなっても季節は巡ります。

教育全般(国内)

■公立小「35人学級」へ 改正法成立で25年度までに(時事通信)
■公立小の学級編成35人に引き下げ 改正義務標準法が成立(毎日新聞)
■クラスの人数減らし細かな指導…「35人学級」へ5年で計1万3500人超の教員必要(讀賣新聞オンライン)
待ってました。でも、まだまだ多いです。

■日本の「全国学力テスト」は失敗…? 専門家が指摘する“知られざる”実態 「教育格差」の“見て見ぬふり”は許されない(現代ビジネス)
まあ失敗ですよね。そして失敗していることを専門家が指摘しているにもかかわらず、やめられないところに深い闇があるわけです。

■新規採用教職員に辞令交付 「新しいアイデアで教育の未来を」(富山テレビ)
言質をいただきましたので、本当に「従来の形式にとらわれず」にやっても、怒らないでくださいね。

■埼玉県教職員、8734人異動 ICT教育推進課を新設 さいたま市、再任用を含む1666人が異動(埼玉新聞)
ICTと働き方改革、担当者は置くようですが、実質的な改革が進みますでしょうか。お手並み拝見です。

ブロトピ:今日の学問・教育情報