【教育学でポン!?】2021年3月11日

桜が咲き始めました。緊急事態宣言は続行中。

文部科学省

■専修学校#知る専
■専修学校の魅力発信 参加型プロジェクト「#知る専」開始 文科省(TBS NEWS ※映像があります)
教育学的な観点からは中高等教育の「複線化」の問題が絡んで考えるべき要素が非常に多く、錯綜としているところではあります。まあ本質的には資本主義的労働形態における人材配分の問題ですので、教育だけの問題にしていると物事が歪んでいく領域です。今後の展開に注目しましょう。

オンライン授業・ICT

■JAPET&CECの学校ICT調査、2019年時点の整備状況が明らかに(教育とICT Online)
記事内でも指摘がありますが、GIGAスクール構想以前の状況調査ですので、次の調査との比較が重要です。刮目して待ちましょう。

ジェンダー

■「女子東大生」が少ない本当の理由は何か?(Newsweek)
入試方式と女性比率に関係があると主張している研究者は、確かに存在します。しかし実証的な検証は極めて難しいのです。

教育全般(国内)

■「被災地唯一の教員養成大学」宮城教育大の研究者が震災10年に完成させた「教師のための」学習帳(BUSINESS INSIDER)
迫力のある記事でした。私も勉強します。

■生徒の健康、福祉…震災10年で思う「学校」の価値、次世代をどう育てるか(大人んサー)
「近代学校」は一方的に知識を脳味噌に叩きこむ施設だと思われてきましたが、もともと「學校」とは多様な機能を持ち様々な役割を果たしてきた場所です。従来の狭い常識にこだわらず、皆が幸せになるための在り方を考えていけばよいでしょう。

■「縦割り行政打破で事故や虐待から子どもを救いたい」 子ども政策の一元化を目指す「子ども家庭庁」の実現性は(ABEMA TIMES)
この議論の展開で、日本が少子化の問題にどれだけ本気で取り組んでいるかが分かるでしょう。

■先生ではなく「さん」で呼ぼう 人権意識は日常から(U22校長ブログ)
なるほど。目の前の生徒を「一人の人間」として見られるかどうかという問題です。しかしその前に、私が学生から「一人の人間」としては見られていないなと感じてしまう瞬間もあるという。まあ、いいんですけどね。

■「涙をこらえるのに必死」のせでん卒業列車“祝電”の粋な演出に感動! 能勢電鉄に聞いた(まいどなニュース)
こういうコラボはどんどん実現していきましょう。そうしているうちに学校の姿や地域での役割も少しずつ変わっていくでしょう。

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