【教育学でポン!?】2021年2月16日

いつの間にか河津桜が満開に。

文部科学省

■萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年2月16日 youtube)
中学校での少人数学級に関する首相発言に触れていました。言質を取ったので、ぜひ予算の裏付けを取り付けるよう頑張って欲しいですね。

オンライン授業・ICT

■1人1台の端末でプログラミング授業 東根市(YTS NEWS ※映像があります)
各地から導入報告が入ってきます。今後の動向を注目しましょう。

■学生のうつ症状を85%の精度で検出 スマホと活動量計でAI監視 カーネギーメロン大学など開発(ITmediaNEWS)
学生個々の環境やQOLが良くなるように利用されればいいのですが、容易に別の用途を思いついてしまうという。

COVID19

■コロナ中退1367人に 大学生ら、昨年4~12月(共同通信)
前年よりも少ないようです。中身についてしっかり精査していただいて、必要な対策を採っていただければと思います。

教育全般(国内)

■35人でも「密」になる教室の現実を菅首相も自分自身の目で見てみてはいかがだろうか(前屋毅)
ですよね。

■“黒染め強要”訴訟「学校指導に合理性」(読売テレビニュース ※映像があります)
■高校が女子高生の髪の毛を「黒染め」指導 裁判所は元生徒の訴えの大部分を退け府立高校の指導に「一定の合理性」(ABCニュース ※映像があります)
■中学生の私へ。「黒髪」「ストレート」ではない自分の髪を嫌いにならないで(HUFFPOST)
高校自体の在り方は校長先生が代わって大きく変化していると聞いています。個別的な事例については事実をしっかり調べてからじゃないと何とも言えないところですが、一つの事例として記憶しておきましょう。

■「無意味な校則をなくしたいのに…」闘う38歳女性教師に鴻上尚史が示した日本教育の「思考するなという訓練」(AERA dot.)
いつもながら、勇気が出る回答だなあ。教育学的に言うと、教師たちそのものが無意味なルールに縛られている、というのが考えるべき大きなポイントです。

■小中高生の自殺、過去最多 コロナで大幅増、女子高生突出 文科省(時事通信)
関係者一同、現実を直視して、できることをやっていきましょう。

■デジタル時代にも漢字の手書きは大事 言語能力発達に影響も(Science Portal)
ハテナが多い記事でした。素直に読めば「漢字の手書きは大事」という結論には至りません。飛躍しすぎだと思います。たとえば同じような論理の飛躍を用いれば「デジタル時代にも狩猟は大事」という結論を出すこともできるでしょう。狩猟の技術も様々な能力の発達に及ぶと思いますよ?

■鳥取市の中学校 建設中新校舎に思い出刻む(日本海テレビ)
粋な計らいですね。

■統合校で創造力などを伸ばす教育を(岩手朝日テレビ)
各地で学校の再編成が進んでいます。従来の発想のまま進めると、おそらく詰みます。

■特別支援学級の廃止凍結を検討 京教大「保護者らと方向性考えたい」(京都新聞)
お金の問題が絡んでくると、世知辛い話になりやすいですね。

■大学の「単位」とは何か 1単位の決め方、学士=卒業に必要な努力量は?(大人んサー)
現在の学生にはよく知られている話ですが、保護者世代はけっこう知らないでしょうね。

■3/1の卒業式待たず…藤井聡太二冠が高校に退学届提出「タイトル獲得で将棋に専念したい気持ち強く」(東海テレビ)
■藤井二冠が高校自主退学 「タイトル獲得で将棋に専念」(時事通信)
3年間、高校生活を満喫できたでしょうか。高校卒業資格そのものは人生に必要ないかもしれませんが、かけがえのない時間の方はどこかで力になるだろうと思います。

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